道路からの視線をカットするため高い壁でテラスを囲み、開放的なリビングを実現。太陽の動きを計算し、十分な採光を確認の上、窓も2箇所のみと限定しました。テラスには室内と同じ白いタイルを使用し、一体感を持たせました。夏には子どもたちの格好の遊び場に。
お客様にもリラックスしてもらえる居場所をつくりたかったSさん。LDKに隣接する和室には、あえて段差をつけ、和と洋の空間を上手に区切り、気軽に腰掛けられる機能を持たせました。
段差をつけた和室は、床下を収納としても使用できます。吊り上げ収納の下は、床の間としても使用でき、実際の畳数よりも広く見える効果があります。普段は子どもの遊び場として利用、お客様がいらした時には扉を閉めて客室として、多目的に利用できます。
階段途中には畳み約1枚のホビースペースを設けました。小スペースですが、こもれる空間はご主人のお気に入りの場所です。
お客様が使う1階の手洗いには、Sさんこだわりの鏡をセレクト。カウンターと正面クロスの色を合わせ、落ち着いた雰囲気に。
存在感のある黒い外観と、格子戸の入り口が個性的な住まい。格子戸からテラスを通り抜けて玄関へとアクセスするユニークな動線計画や、黒い外観と白い室内のコントラストなど、サプライズを大切にしたアイディアが満載です。
広告のデザイナーをしているSさんは、住まいのデザインも妥協せず、安心・安全で快適な住まいにしたいと希望されていました。リビングの窓を全開すれば内と外がひとつながりになり、外の視線を気にせずに済む空間提案や、TV台を兼ねた壁面家具、ダイニングテーブルなどのインテリアの提案には大満足。1階テラス内側の白い壁面は、室内に取り込むための間接光の働きをし、光を室内で拡散させる効果をねらっています。
モデルイメージ
- 所在地神奈川県 S邸
- 家族構成夫婦＋子ども2人
- デザインモデルCUBIC
- 実例カテゴリ家事・子育てをもっと楽しむ
- 延床面積121.91㎡（36.8坪）
- 敷地面積162.52㎡（49.1坪）
情報更新日： 2017-11-29
