趣味のケーキ作りから、自宅での店舗開業へ [3月のうさぎ]
ケーキづくりから販売まで一人で行うAさん。厨房、ショーケース、陳列棚、イートインスペースをコンパクトに配置しました。店名にちなんだウサギの焼き菓子やオブジェが店内を楽しく彩ります。
白を基調にシンプルに仕上げた店内。包装、テーブルクロスなどピンク系の優しい色合いでコーディネート。
イートインスペースの壁にはアクセントウォールを採用。窓からの光が明るく射し込むスペース
間口の狭い敷地を上手に活かした、スクエアなフォルムの店舗併用住宅。店舗サインのピンクが白い外壁に映えます。せり出した2階のキャンティ居室は、店舗の軒先を兼用。
作業しやすくレイアウトされた厨房。シルバーの什器に、赤のオーブンがアクセントに。店舗とは室内窓、ガラス扉で視線が通る設計。
店舗奥にはトイレと手洗いも設置。手洗いは、通路をくぼませたアイデア設置。
店舗と大きな室内窓でつながるピアノ練習室は、将来、お嬢様がピアノ教室を開くことを想定して併設したもの。生徒さんが練習する様子を、お客様が店から見守れるようにと考えられたレイアウトです。
自宅で手作りのケーキが評判だったAさん。ご自宅を建て替えるタイミングで、念願の洋菓子店をオープンさせました。永く安心して暮らせる性能に加えて、シンプルで四角い外観が店舗に馴染むと、へーベルハウスを選択。間口の狭い敷地を活かして、2台分の駐車スペースと店舗スペース、そしてお嬢様のピアノ練習室を確保しました。店舗としての効率的な動線と家族のためのスペースを上手に配分し、さらに将来への対応まで考えられた設計です。
【所在地】埼玉県 A邸 【家族構成】-
【デザインモデル】CUBIC 【延床面積】139.74㎡(42.2坪) 【敷地面積】147.05㎡(44.4坪)