二世帯8人家族が程よい距離感で暮らせるアイデア満載の家
吹抜けからバーチカルブラインド越しに柔らかな光が差し込む子世帯リビング。天井まで伸びる割り石調タイルの白い壁面にモノトーンの家具、チェリー系の内装が空間を引き締め、くつろぎの空間を演出。
4人のお子さんが伸び伸び暮らせるようにと、吹抜けの開放感を重視した子世帯リビング。4つの子ども部屋はリビングにつながり、家族が自然と集まれる設計です。
子世帯ダイニングはリビングとL字型につながる、奥行き感のある設計。開放的なリビングとは対照的に落ち着いて過ごせる空間です。
シックな色合いでまとめられた1階親世帯のリビングダイニング。壁面を利用した本棚もインテリアのアクセントに。
親世帯リビングの奥には、別所帯の子ども世帯が訪ねてきたときに使える客間を用意。
和室は、ふすまを閉めれば落ち着きのある和モダンの空間に。地窓からの光が柔らかく広がります。
右は子世帯、左は親世帯とアプローチを分離したS邸外観。巧みな建物配置で3台分の駐車場も確保。
子世帯玄関のすぐわきに、親世帯のテラスを設置。ゆったりお茶を飲みながら、孫たちの登下校をやさしく見守ります。
土のある庭は手入れが大変で、庭代わりのテラスがちょうどいい、とお母様。子世帯の2階ベランダが庇となり、雨や日差しから守ります。
既に築40年のヘーベルハウスにお住まいだったS様のご両親。建物自体の性能はまだ十分に住み続けられるものでしたが、S様ご家族との同居のために建て替えを決心されました。
4人のお子さんが伸び伸び暮らせる空間をと、子世帯リビングは開放的な吹抜けのある空間に。二世帯それぞれの暮らしを大事にするため間取りは完全分離としながら、親世帯のテラス越しに学校へ行き帰りする孫たちと触れ合えるアプローチ設計など、細やかな配慮が施されています。
【所在地】東京都 S邸 【家族構成】両親+夫婦+子ども4人
【デザインモデル】CUBIC 【延床面積】250.70㎡(75.8坪) 【敷地面積】267.31㎡(80.8坪)