建物を左右で分けた二世帯住宅で、兄世帯と弟世帯が快適に暮らす
弟世帯は、LDKと水回りでロッジアを囲むプラン。2階リビングはバルコニー側のみに開くことで、周囲の視線を気にせず開放的な暮らしを実現
南側、西側の壁には高窓を採用し隣家への視線に配慮。ステンレスキッチンやヴィンテージ感のある家具・収納扉など素材の質感にこだわったインテリア
壁を立ち上げたバルコニーは、周りの視線を気にせずアウトドアリビング感覚で使える空間。ハンモックでくつろぎのひととき
ロッジアに直接出られる水回りも、ホテルライクな上質感を大切に
兄世帯の1階LDKは、庭を望む開放的な空間。明るさの異なる木材を組み合わせた個性的なフローリング、ウォールナットの内装材などウッディな居心地の良さを大切に
祖父が大切にしていた樹齢90年の松の木がある庭を絵のように眺められる、幅広のビスタウィンドウを採用。子どもたちも庭をのびのび走り回れる
柱や壁のない広々とした30畳大の1階LDK。リビング内のスケルトン階段やその下の勉強コーナーなど、キッチンからいつも子どもたちの様子が見守れるレイアウト
玄関からホールまで、レンガ調のタイルを敷き詰めたシックな空間。引き戸を採用し家事動線にも配慮
アプローチを分けながら、ベランダ腰壁でぐるりと囲むことで1棟の建物に見える外観。重厚感ある玄武の黒い外壁・黒サッシに樹齢90年の松の木が映える、邸宅感ある佇まい
祖父が住んでいた土地を兄弟で受け継ぐことになり、兄と弟で二世帯住宅を建てることに。二世帯住宅ならヘーベルハウスだろうと考え、相談したのが住まいづくりの始まりでした。祖父の残した松の木や庭を眺められ、ウッディな質感のインテリアが好みの兄。開放感とプライバシー重視、ホテルライクな質感が好みの弟。ライフスタイルやインテリアの好みが異なる兄弟それぞれの要望を、建物を左右で分けたメゾネットスタイルで叶えました。一つの建物としてのまとまりを持ちながら、異なるスタイルの住空間を包み込む二世帯住宅。祖父の残した庭をともに守りながら、プライバシーと快適性を両立した暮らしに満足されています。
【所在地】東京都 T邸 【家族構成】兄夫婦+子ども2人+弟夫婦
【デザインモデル】CUBIC 【延床面積】237.16㎡(71.7坪) 【敷地面積】320.79㎡(97.0坪)