周囲を建物に囲まれた敷地でも、クロスフロアで明るく広々と暮らす
中2階のクロスフロアをリビングに。ソファに座るとちょうど空を眺められます。この場所を中心に各空間がゆるやかにつながり、実際以上の広がりを感じられます
外壁を立ち上げ、外の視線を遮りながらプライベートな庭のように使えるバルコニー。左のベンチはKさんの自作。植物を増やして居心地よくしているところ
「海外のカフェで見たブルーの壁が印象的で、ぜひ取り入れたいと思っていました」と語る夫妻。トルコ、スペイン、インド、パキスタンなど世界各国の民芸品や家具を楽しく飾られています
木と革で出来たメキシコのエキパレスチェアが主役のダイニング
キッチンの壁はハンドメイド調のタイルを貼り仕上げました。アンティークな家具が並ぶ空間に調和するよう、キッチンには光沢のある銅の照明をセレクト
アンティークな質感のタイルを採用した暖かみのある洗面所。水廻りは最短の動線でまとめました
中2階・リビングの下は寝室。程よいこもり感で落ち着ける空間です。ステップを降りる前室、吹き抜けの階段ホールなど変化に富んだ空間設計です
モノづくりを存分に楽しめるよう、1階にはミシンやPCを備えたワークスペースを設置
Kさんの趣味のバイクガレージも実現。掃き出し窓からワークスペースへ出入りができます
2階のキャンティ居室など敷地を有効活用しながら、バイクガレージ、駐車スペースを配置。シンプルな箱の内部に豊かな空間が広がる住まいです
工業デザインとインテリア関係のお仕事をされている夫妻。通勤を考慮して見つけた土地は、周囲が建物で囲まれ日当たりが心配。2階リビングにすれば明るく暮らせるのでは。そんな夫妻のイメージを上回る提案があったのがヘーベルハウスでした。「家の中央に吹き抜け階段を設け、中2階をリビングとするプランでした。室内から空を眺められるオープンな間取りで、互いの気配を感じて過ごせるのが気に入りました」家を建てたら実現したい空間や置きたい家具のアイデアをずっと溜めていたという夫妻。1階には趣味のバイク用ガレージと、モノづくりが大好きなお二人のワークスペース。座面の革の張替え、ミシンで小物づくりなどはお手の物。中2階のリビングは、壁一面をブルーとし、世界の民芸品を飾ってギャラリーのように楽しまれています。「バルコニーを広めにしたので本格的なバーベキューもできます。木製のベンチも自作し、夏が来るのが楽しみになりました」とアウトドアのある暮らしを満喫されています。
【所在地】埼玉県 K邸 【家族構成】夫婦
【デザインモデル】CUBIC 【延床面積】99.21㎡(30.0坪) 【敷地面積】154.88㎡(46.8坪)