都内の建物が密に並ぶエリア。敷地は間口が狭く奥に長い形状という厳しい住環境に対し、頑強な鉄骨構造を活かしたプランで豊かな暮らしを叶えたのがヘーベルハウスでした。プライバシーを保ちながらいかに明るく開放的に暮らせるかという課題に対し、生活の中心の場を2階に置き、3階と吹抜けでつないだ縦方向に広がる空間を提案。隣家が迫る建物側面は壁で閉じ、道路側から効果的に光を取り込む計画としました。壁を立ち上げた2階ベランダは道路側との緩衝空間になり、隣の立体駐車場側の袖壁を3階まで伸ばすことで外部の視線をカット。この袖壁に南からの陽光が反射する効果で室内の奥まで光が届くという考え抜かれたプランです。視線が抜けるスケルトン階段とガラスの間仕切りは空間に奥行と広がりを生み出し、魅力的なインテリアのアクセントにもなっています。2人のお子さんがいるSさん家族。1階は水廻りと寝室、2階はダイニング・キッチンにお子さん用のピアノと学習スペースを併設。吹抜け越しに気配が伝わる3階にはリビングと子ども部屋を設けるなど、2階を中心にフロアで用途を上手く分けました。家族が一緒に過ごす時間を楽しく、デザインやインテリアへのこだわりも大切にしたい。盛りだくさんの想いを実現した住まいです。
モデルイメージ
- 所在地東京都 S邸
- 家族構成夫婦+子ども2人
- デザインモデルFREX
- 実例カテゴリ趣味・インテリア、こだわりの家|限られた敷地を有効に活かした3階・4階建て
- 延床面積123.22㎡(37.2坪)
- 敷地面積75.96㎡(22.9坪)
情報更新日: 2020-05-22