いつも愛車を眺めて暮らしたい。ガレージハウスで叶えた理想の空間
構造の強さを活かした大開口で、車2台をゆったり並べられるガレージを実現。愛車をメンテナンスしたり、陽の光の下で眺めたり。庭を設けたことで休日ゆったりとした時間がもてるようになりました
ガレージと庭にフルオープン窓でつながるリビング。窓を開け放てば庭と一体感のある開放的な空間に。フローリングは無垢材、壁は天然石と自然素材にこだわりました
リビングとビルトインガレージの間にはピクチャー窓を採用し、眺めのよさとアクセスを両立。夜にライトアップされた車を眺めるのは最高のひととき
寝室からもビルトインガレージの愛車が見える設計。寝室からリビングと水廻りへの回遊動線も確保し、使い勝手にも配慮されています
玄関はあえて天井を少し下げて木貼りに、正面壁にもタイルを貼り、自然素材の優しい色合いでまとめました。右の壁を鏡貼りとすることで、水平方向に伸びる奥行き感が生まれます
コンパクトにまとめたダイニングキッチン。クラックガラスが空間のアクセントに
建物を前後にずらした奥行き感のあるデザインは、左奥のガレージ部分が見えないためコンパクトな印象に。2階ベランダ下に玄関ポーチを置くなど細かな部分も配慮
オフロード車からスポーツカーまで何台もの車を乗り継いできたOさん。愛車2台を安心して保管できる場所が必要で、だったら自宅も建替えて、車を眺めて暮らせるガレージハウスにしようと決心されました。最初はRC造も検討されましたが、耐震・耐火・耐久性など独自の構造に惹かれヘーベルハウスを選択。設計担当とやり取りを重ね、理想の住まいが完成しました。2つの箱をつなげたシンプルな外観は、右の2階建てが住居、左の平屋が車2台を格納できる大開口のビルトインガレージ。手前の庭を広く取り、車の走行に支障がないよう芝生にブロックを埋め込みました。ガレージは、室内のリビングや寝室と大きな窓でつながり、愛車をインテリアとして眺められる設計にしています。「夜帰宅すると、まずガレージの電気を付けます。リビングのオーディオで好きな音楽を聴きながら、ライトアップされた車を眺めるのは最高のひとときです」。前庭を広く取ったことで、車を走らせた後のメンテナンスだけでなく、休日にゆったりした時間がもてるようになったというOさん。以前と比べて家で過ごす時間が増えました。
【所在地】埼玉県 O邸 【家族構成】父+子ども1人
【デザインモデル】FREX 【延床面積】172.87㎡(52.2坪) 【敷地面積】364.74㎡(110.3坪)