戸建て住宅とは?メリットや種類、家づくりにおけるポイントまで分かりやすく解説!

家づくり基礎知識

家づくりの選択肢のなかでも人気がある「戸建て住宅」。今も昔も、家づくりでは欠かせないワードのひとつですが、そもそもどんな意味があるのでしょうか。
戸建て住宅のメリットやほかの住宅との違いについて説明していきます。
また、ひとくちに「戸建て住宅」とは言っても、いくつかの種類があるので家づくりの前におさえておきましょう。

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index
  1. 戸建て住宅とはどんな家のこと?
    1. 戸建て住宅とは
    2. 集合住宅と違う点
  1. 戸建て住宅が持つメリット・デメリット
    1. メリット
    2. デメリット
  1. 戸建て住宅の3つの種類
    1. 自分の理想の家づくりができる「注文住宅」
    2. 建物が完成済の「建売住宅」
    3. 築年数が経過している「中古住宅」
  1. 【まとめ】

戸建て住宅とはどんな家のこと?

戸建て住宅と聞いたとき、多くの人がイメージするのは「ひとつの建物」ではないでしょうか。どんな家を戸建て住宅と言うのか、再確認してみましょう。

1. 戸建て住宅とは

戸建て住宅は、「一戸建て」ともよく言われます。建築基準法などにおいて明確な決まりはないのですが、「ひとつの建物にひとつの世帯(一戸)が暮らしている」という意味があります。つまり、長屋のように何世帯もひとつの建物に暮らしている場合は、戸建て住宅とは言いません。ただし、最近では一戸に二世帯が暮らす二世帯住宅も増えて、それも戸建て住宅に含まれます。

また、「一軒家」も戸建て住宅と同じく、ひとつの建物です。あまり厳密な違いはないですが、「周囲に家がなく、たったひとつ建っている」というイメージで使われることもあります。

2. 集合住宅と違う点

戸建て住宅と対する言葉として存在するのが「集合住宅」です。集合住宅は、ひとつの建物のなかに、世帯ごとの居住空間をいくつか設け、何世帯も暮らしている建物のことを指します。アパートやマンション、長屋などが集合住宅にあたります。

戸建て住宅が持つメリット・デメリット

戸建て住宅を購入するときは、メリットはもちろん、デメリットもきちんとおさえておきましょう。

1. メリット

戸建て住宅は「建物が独立している」点が多くのメリットにつながっています。

壁や床を通じて上下左右に生活音が響く集合住宅と比べると、戸建て住宅は騒音トラブルが起こりにくいです。子供たちの歩く音や洗濯機、掃除機、深夜の入浴、扉の開閉などふだんの生活で起こり得る音は、よほど大音量でないかぎり隣家に響くことはないでしょう。

庭を作れるのも戸建て住宅の魅力のひとつ。プライベート空間として自由にのんびり過ごすことができ、特に子育て中やペットがいる家庭におすすめです。

また、リフォームもしやすく、建物全体が資産になるというメリットもあります。

最終的には、子供たちへの相続や、第三者への売却などもしやすいです。

2. デメリット

一方で、防犯面と維持管理を自分で考えなければならない注意点があります。

マンションのように「管理費さえ払えばいい」というわけにはいきません。建物全体が自分の所有となるため、屋根や外壁の定期的なメンテナンス計画を立てる必要があります。

また、防犯面についても同様のことが言えます。ひとつの建物が独立しているので、周囲から狙われる可能性も考えておかなくてはなりません。

防犯カメラやホームセキュリティ、センサーライト、防犯ガラス、録画機能付きインターホン、防犯砂利など、防犯対策はさまざまありますので、しっかり検討しましょう。

戸建て住宅の3つの種類

次は、戸建て住宅の主な種類を3つに分けてご紹介していきます。

1. 自分の理想の家づくりができる「注文住宅」

土地探しや間取りに自分の好みが反映できるのが「注文住宅」です。どんな家を建てたいかのプランを練り、間取りやデザインを決めていく過程に自分も関わることができます。

いろいろと決めるために打ち合わせは多いですが、納得できるプランが決まれば、いよいよ建築がスタート。家族とともに家に対する理想をじっくり話し合い、ライフスタイルに合った家づくりになります。

完成するまでの期間が長いからこそ、着々と出来上がっていく様子が楽しくもあり、満足するカタチと言えるでしょう。

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2. 建物が完成済の「建売住宅」

建築が終わっている住宅、もしくは建築中の住宅が土地と一緒に売り出されるのが「建売住宅」です。完成済の建売住宅なら、すぐに購入ができます。

基本的に建築に関する内容の変更はなく、契約に関する事項以外、打ち合わせを重ねる手間もありません。入居まで何か月もかかることなく、契約から購入までスムーズに進むことが多いでしょう。

ただ、間取りや仕様に自分の理想は反映できません。間取りや内装もすでに決まっているものですから、家族構成やライフスタイルによっては「使いづらい」「この部屋はいらない…」など不便もあるでしょう。自分の理想を100%叶えた建売住宅はないので、購入時はある程度の妥協が必要です。

3. 築年数が経過している「中古住宅」

これまで別の人が住んでいた住宅、あるいは誰も住んでいなくても建築後2年経過した住宅を「中古住宅」と言います。

中古なので建物価格はおさえられますが、築年数によってはリフォームが必要となる可能性も。建築時期によっては耐震性能が不安という注意点も把握しておく必要があるでしょう。

まとめ

ふだん何気なく使っている「戸建て住宅」という言葉ですが、集合住宅との違いや、その種類についてもおさえておくことが大切です。

戸建て住宅を買うときの候補となる、注文住宅と建売住宅、そして中古住宅という3つの選択肢をお伝えしました。なかでも、間取りから内装まで自分の理想に近づけられる注文住宅は、家づくりにこだわりたいという方にぴったりだと言えるでしょう。

マイホーム購入は、人生のなかでも一大イベント。戸建て住宅の意味を再確認し、失敗のない家づくりをおすすめします。

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この記事の監修者

ヘーベルハウス編集部

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