狭小住宅ならではの贅沢空間!狭さを感じさせない夢の間取りのコツとは?

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都市部での家づくりの難点は「土地の狭さ」。小さな土地に思い通りの間取りは難しいのでは…と不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。

「狭くて小さい」という言葉のイメージが先行してマイナスに捉えられがちな狭小住宅でも、“狭小”だからこそ秘められた可能性がたくさんあります。

「ここにも、あそこにもこんな工夫が…!」と間取りを見るのが楽しみになるような狭小住宅を作るためのポイントを詳しくお伝えしていきます。

ヘーベルハウスの情報ナレッジサイト「THINK HAUS」では、限られた土地を工夫して、理想の住まいを実現した実例や、オーナーインタビューをご紹介。

間取りシミュレーターでは、住宅でこだわりたいポイントの質問に答えていくと、自分に合った間取りと延床面積の目安がわかります。

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index
  1. 「狭小住宅」とはどんな家のこと?
    1. 限られた土地に工夫を込めた家
    2. 敷地条件によって建物面積も変わる
  1. 狭小住宅でおさえておきたいポイント
    1. 狭小住宅のマイナスイメージをプラスに変えるデザイン力
    2. 生活動線を意識した間取り
  1. ヘーベルハウスならではの狭小住宅~愉しみ広がるアイデアが満載
  1. 【まとめ】

「狭小住宅」とはどんな家のこと?

郊外と都市部では、家づくりでの敷地面積に違いがあります。広い家を建てたいとは思うものの、敷地に余裕が持てない都市部での暮らしでは、狭小住宅が選ばれることも多いです。

世間的にも浸透している「狭小住宅」というワードですが、そもそもどんな意味があるのでしょうか。

1. 限られた土地に工夫を込めた家

狭小住宅という言葉にははっきりした定義はないですが、一般的な住宅と比べると狭い敷地に建てられたコンパクトな住宅を指します。

「狭くて小さな家」と言葉通りで考えると、どこかマイナスイメージに捉えてしまうこともあるでしょう。ひと昔前は、狭い敷地だったから狭小住宅を建てるしかなかった、つまり“仕方なく狭小住宅にした…”という方もいたかもしれません。

しかし、現代では、そういった“負”のイメージよりも、敷地面積が狭くなりがちな都市部において「効果的に家づくりができる手法」としてプラスに捉えられることも増えてきました。

本来、狭小住宅というワードが持つ「狭くて小さい」という感覚ではなく、限られた土地を最大限に活用した家づくりをした結果、「有意義で価値のある住宅」になったという考え方の方がいいのかもしれません。狭小住宅だからこそ、「空間を快適にできるアイデアを…」とより強い工夫が施され、広い家では得られない暮らしも満喫できることもあります。

狭さを感じさせることのない、快適な工夫が詰まったデザイン性の高い狭小住宅もよく見られます。

限られた土地に豊富なアイデアを詰め、狭さを感じさせない家づくりができる。

現代が持つ「狭小住宅」にはそういったプラスの思考もあり、家づくりでは高評価されている背景もあるのです。

2. 敷地条件によって建物面積も変わる

狭小住宅を建てるときに注意したいのが敷地条件です。

「土地が狭いなら、隣との境界ギリギリに建てればいいのでは」という考えを持つ方もいるかもしれません。しかし、実は、住宅は敷地いっぱいに建てられる訳ではありません。

土地によってさまざまな規制があり、代表的なのが建蔽率です。

敷地の面積に対し、「何パーセントの建物を建てることが可能か」を数値にしたものです。

例えば、80㎡の敷地があった場合の建築面積(敷地に対して建物を建てられる面積)を見てみましょう。

  • 建蔽率80%なら64㎡
  • 建蔽率50%なら40㎡

となります。

つまり、同じ面積の土地でも、土地条件で定められた建蔽率によっては、さらに小さな家しか建てられない可能性もあるのです。

建築基準法で、なぜ建蔽率が定められているか…。

それは、規制をしなければ住宅同士がひしめき合い、日当たりや通風、プライバシーの観点、さらには防災面でも被害のリスクが高まるという理由があります。建蔽率を知ったうえで、その土地環境に合った適切な家づくりをすることが大事です。

また、建蔽率が高いからと言って、その限度ギリギリの建物を建てた場合、住宅密集地では火事のリスクが怖いという方もいるでしょう。
ヘーベルハウスなら、住宅密集地の火災リスクを回避できる家づくりへのこだわりがあります。標準仕様のALCコンクリート「ヘーベル」は、豊富な気泡と細孔により熱を伝えにくい特徴を持ち、厳しい耐火試験をクリア。国土交通大臣が認定する耐火構造部材で建てた家です。

また、鉄骨製の柱や梁、階段により、炎のなかでも強度を発揮。燃え尽きずに、避難経路を残してくれます。

ヘーベルハウスの情報ナレッジサイト「THINK HAUS」では、ALCコンクリートの魅力やメリットをより深く知っていただけるコンテンツをご用意しております。

ほかにも、限られた土地を上手に活用した注文住宅の実例や、オーナーインタビューを掲載。間取りやデザインを考える際の参考にしていただけます。

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狭小住宅でおさえておきたいポイント

狭小住宅と一般的な住宅との大きな違いが敷地面積です。生活に必要なスペースと、それほど重要ではないスペースをはっきりさせたうえで、無駄なスペースを省いた間取りが求められます。

狭小住宅のメリットを最大限に活かせる設計をするために、おさえておきたいポイントを見ていきましょう。

1. 狭小住宅のマイナスイメージをプラスに変えるデザイン力

まず、大切なポイントが狭小住宅でマイナスとなり得る点をプラスに導いていけるデザイン力です。

狭小住宅の施工実績が豊富な施工会社なら、小さい土地でも居心地良くできる工夫、設計のノウハウを知り尽くしています。

都市部に建つ狭小住宅は、周囲との関係上、「暗い・圧迫感」という難点があるため、採光や窓の位置、空気の流れを意識した視点で作る「間取り・デザイン」が求められます。

吹き抜けにより室内の圧迫感がなく、さらには採光も確保できます。空間が広がるので、風通りの良さを実感、快適な空間にすることもできるでしょう。

開口部を広くするのも狭小住宅の工夫のひとつですが、位置には十分な注意が必要です。

一般的な住宅のような掃き出し窓を採用すると、隣家との距離・位置関係によってプライバシー面でデメリットとなる可能性があります。

高い位置に窓を取り付けることや、吹き抜けと相性の良いトップライト(天窓)、プライベートベランダの設置も工夫のひとつです。

また、室内に部分的に高低差を作り出した「ロフト」、建物に入りこむようなスタイルで駐車場をつくる「インナーガレージ」なども狭小住宅ならではのアイデアです。

狭小住宅が持つ「狭い」というマイナスをさまざまなアイデアでプラスに変えられるデザイン力のある設計会社に依頼することが、狭小住宅を成功に導くポイントとなるでしょう。

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2. 生活動線を意識した間取り

次に大切なのが生活動線を意識した間取り設計です。

縦に長い間取りとなるケースが多い狭小住宅ですから、当然ながら階段移動が増えます。

しかし、生活動線がイメージできなければ、移動距離が長く、「無駄な動き」が多い日々を送らなければなりません。その家でどのような生活を送りたいかは、やはり住む人でなければ、具体的なイメージが湧かないものです。

暮らしをイメージしながら要望を伝えていきましょう。

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ヘーベルハウスならではの狭小住宅~愉しみ広がるアイデアが満載

ヘーベルハウスは、20坪台の狭小地でも、“ゆとり”を感じさせる家づくりが可能です。

都市部にありがちな細長い土地や面積が狭いケースでも、空間を縦に広げて空間を増やせる三階建てのご提案ができます。30年以上も三階建てを知り尽くしてきたヘーベルハウスだからこそ、豊富な知識とアイデアがあります。

ヘーベルハウスが独自に改良した強靭な重鉄による三階建ては、耐震性や耐久性、耐火性、断熱性なども兼ね備えた構造です。

また、自由な間仕切りやプライベートベランダ、フラットルーフや、ガレージへの工夫など、暮らしが愉しくなるアイデアも満載。趣味の時間を楽しむことはもちろん、アイデアが詰まったスペースそのものがお気に入りのインテリアに…。

狭小住宅ということを忘れてしまうくらい、オシャレでリラックスできる心地良い空間となるでしょう。

長年の設計技術と優れたアイデアが生むヘーベルハウスの狭小住宅は、都市部の暮らしに愉しさをもたらしてくれます。限られた空間内にデッドスペースを生まない自由な発想で、お住まいになる人の理想を形にしていく家づくりが可能です。

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【まとめ】

限られた土地、予算上の観点から狭小住宅を建てなければならないこともあるでしょう。しかし、狭い土地に普通の観点で間取りを作ると「狭さ」が際立ち失敗します。

そこで重要なのは、狭小住宅であるが故のマイナス点をプラスへと変えていけるデザイン力です。家族のライフスタイルを考えつつ、ちょっとしたスペースでも有意義に使えるデザイン力があれば、狭小住宅とは思えないほどオシャレで贅沢な空間になります。

狭さを感じさせない間取りは可能です。狭小住宅ならではのポイントをおさえ、有意義な空間活用をして快適な家づくりをしていきましょう。

限られた土地での家づくりにお悩みなら、ヘーベルハウスの情報ナレッジサイト「THINK HAUS」をご利用ください。

間取りやデザインを工夫して理想の住まいを実現した実例やオーナーインタビュー掲載しており、アイデア探しの参考にしていただけます。

家づくりで押さえておきたいポイントや、間取りシミュレーターなどの役立つコンテンツも豊富にご用意しておりますので、以下から会員登録し、ぜひご活用ください。

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この記事の監修者

ヘーベルハウス編集部

ヘーベルハウスのコラム編集部です。
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