生活をもっと楽しく"DIY"する本。
家族でつかうバターナイフをつくろう。
冬場の植物のお手入れ、どうしてる?
家族で作る、蜜蝋アロマキャンドル。
簡単でカッコいい! 木製デザインシェルフ
手軽に楽しむ、グリッシーニとディップ。
野菜スタンプでトートバッグを春模様に
タマネギの皮でできるハンカチ染め
夏の暑さをリセット。アロマで壮快、バスボム作り
いつものお茶が美味しくなる。夏を乗り切るフレーバーティー
スタイリスト栄田彩さんが紹介する毛糸でつくるフェルトのコースター
木製家具の正しいお手入れ。
自宅で淹れるアレンジ・コーヒー
香りを自由に楽しめる、しっとりハンドクリーム
簡単にできる年賀状製本のススメ
Yシャツを使った、仕切りのあるトート
今日から始める「包丁の研ぎ方」基礎知識
にんじんとルッコラのプランター栽培
アロマオイルで作るファブリックスプレー
洗剤を使わず洗える、円形のアクリルたわし
火を使わないおやつ。きな粉をこねて作る団子。
なんでも上品に包む。風呂敷の基本的な使い方。
アンティーク家具を手入れして、大切に。
憧れのウォールシェルフを取り付けよう。
お部屋の壁を塗って、空間を新しくする。
美しくて楽しい。タイルを使って室内をドレスアップ。
本当はカンタンな、ドアノブの取り替え方。
部屋の印象が一変する、軽量ファブリックパネル
「D.I.Y」と言えば、やはり棚作りを避けては通れないはず。
そこで、今回は、金槌を握りしめて、棚作りに挑戦してみましょう。
紹介するのは、プロダクトデザイナーの白鳥浩子さんがデザインした、
簡単に作れるオシャレなシェルフ。何かと使いやすいサイズです。
材料はホームセンターで手に入りやすいSPF材という木材。
金槌と釘があれば、1時間ほどで作れちゃいます。
何個も作って重ねてもよし。ちょっとしたスツールとしても使えます。

プロダクトデザイナー・白鳥浩子

プロダクトデザイナー。1978年生まれ。東京造形大学にて家具デザイン、ロンドンのチェルシー大学で空間デザインを専攻後、英国王立大学デザインプロダクツ科を修了。家具、インスタレーション、空間のデザイン及び制作を手がける。
白鳥さんは、D.I.Yをテーマにしたイベント「D♥Y」にクリエイティブディレクターとして参加しています。このページの【01 生活をもっと楽しく"DIY"する本。】で本を選んでくれた「ユトレヒト」江口宏志さんも「D♥Y」のクリエイティブディレクターです。
http://www.d-ai-y.info/

木材はホームセンターなどで手に入りやすいSPF材を使用。あとは釘と金槌があれば作れます。

・1×4のSPF材【A】 400mm ×4枚(脚部分)
・1×4のSPF材【B】 270mm ×4枚(棚渡し部分)
・1×4のSPF材【C】 450mm ×6枚(棚部分)
・釘3.2mm×48本 (木材の厚みの1.5~1.8倍が目安)
・金槌
※1×4(ワンバイフォー)は厚さ19mm×幅83mm
SPF材【A】を3枚そろえて並べた上に、SPF材【B】を横向きに置きます。SPF材【B】を両端のSPF材【A】に、3カ所ずつ釘止めしていきます。3本の釘が、それぞれ正三角形の頂点になるようなイメージで釘止めしてください。
ステップ1と同じように、両端のSPF材【A】の上にSPF材【B】をもう1枚乗せて釘止めします。上端に、SPF材1枚分の厚みの幅を空けてください。釘止めが終わったら真ん中のSPF材【A】を引き抜きます。この脚を2セット作ります。
2枚の脚を立てて、棚板としてSPF材【C】を渡します。棚板1枚につき2本ずつ釘止めして下さい。両端の棚板は側面のSPF材【A】に、真ん中の棚板は下にあるSPF材【B】に釘止めします。写真は、両端の棚板を釘止めした状態です。
最後の作業は、棚上段の釘止めです。ステップ3の棚下段と同じように、3枚のSPF材【C】1枚につき、2本ずつ釘止めしていきます。ここまでくれば、金槌の扱いもずいぶん上手になっているはず。完成まであと一息です。
ついに完成です。所要時間は約1時間。お店によりますが、棚1つ分の木材はだいたい1000円くらいで買えるはずです。
シェルフを3つ使ってレイアウトしてみました。本棚として使ったり、雑貨や小物を飾ったり、いろんな用途に使えます。

1.お店で木材をカットしてもらおう!

長い木材を持ち帰るのは大変。のこぎりで上手に切るのは、もっと大変です。そこで、ホームセンターで木材をカットしてもらうのがオススメ。お店でカットしてもらえば、クルマはもちろん、電車やバスでも持って帰れるサイズになります。1カット数十円でやってくれるお店が多いようです。

2.木工用ボンドで強度アップ!

釘止めしただけでも、本棚として使うには十分な強度。でも、もっと強度を高めたい場合には、木工用ボンドを使いましょう。打つ前に釘や板に塗っておけば、より頑丈に仕上がります。せっかくの手作りシェルフ。長く使いたいと思ったら、木工用ボンドの使用をオススメします。