「木曽生活研究所」福田大介さんが紹介する アロマオイルで作るファブリックスプレー
春は、暖かな空気が心地よい季節。冬の間閉め切っていた窓を開けると、室内に吹き込んでくるさわやかな風がなんともうれしいものです。そんな時、ふと、好きな香りがほんのり漂えば、心もカラダもさらにリラックス。そこで今回は、アロマオイルで作るファブリックスプレーを紹介します。アロマポットやアロマディフューザーなどで普段使用しているアロマオイルを使えば、カーテンやソファ、クッションに使える自分好みのファブリックスプレーのできあがり。室内の消臭剤代わりに使うなら、抗菌効果や防臭効果に優れ、森林浴を疑似体験できる檜のアロマオイルがオススメです。また、衣服やストール、バッグに使うことで、外出先でも好きな香りを楽しめます。なにより、さりげなく香るのがスプレーの良い所。春にピッタリの、さわやかな香りの使い方に挑戦してみましょう。
アロマオイルで作るファブリックスプレー
用意するもの
・アロマオイル
・エタノール:50ml
・精製水:100ml
・計量容器
・スプレーボトル
※ガラス製またはポリエチレン製
1. 精製水を入れてスタート
計量容器に精製水100mlを注ぎます。今回のように肌に触れないファブリックスプレーなら、軟水のミネラルウォーターや水道水でも代用できます。
2.エタノールを入れます
先ほどの精製水に、エタノール50mlを注ぎます。エタノールによって、性質上は混ざらない精製水とアロマオイルを混ぜ合わせることができます。
3. アロマオイルを20滴
エタノールを入れた精製水に、用意したお好みのアロマオイルを20滴ほど垂らします。
4. スプレーボトルに移し替え
計量容器からスプレーボトルに移し替えます。アロマオイルの種類によっては、ポリプロピレンやポリ塩化ビニールといった素材を溶かすため、ガラス製やポリエチレン製のスプレーボトルを使ってください。
5. よく振る!
精製水とアロマオイルを混ぜ合わせるため、スプレーボトルをしっかりと振ります。エタノールがない場合には、精製水とアロマオイルのみで作り(精製水を50ml増やしてください)、使用前に毎回よく振ればファブリックスプレーとして使えます。
6. 完成!
ファブリックスプレーは、取り込む前の洗濯物やアイロンをかける際の衣類、カーテンやカーペット、ぬいぐるみなどに使用して香りを楽しんでください。残ったファブリックスプレーは冷暗所に保管して、1ヶ月ほどで使い切りましょう。