生活をもっと楽しく"DIY"する本。
家族でつかうバターナイフをつくろう。
冬場の植物のお手入れ、どうしてる?
家族で作る、蜜蝋アロマキャンドル。
簡単でカッコいい! 木製デザインシェルフ
手軽に楽しむ、グリッシーニとディップ。
野菜スタンプでトートバッグを春模様に
タマネギの皮でできるハンカチ染め
夏の暑さをリセット。アロマで壮快、バスボム作り
いつものお茶が美味しくなる。夏を乗り切るフレーバーティー
スタイリスト栄田彩さんが紹介する毛糸でつくるフェルトのコースター
木製家具の正しいお手入れ。
自宅で淹れるアレンジ・コーヒー
香りを自由に楽しめる、しっとりハンドクリーム
簡単にできる年賀状製本のススメ
Yシャツを使った、仕切りのあるトート
今日から始める「包丁の研ぎ方」基礎知識
にんじんとルッコラのプランター栽培
アロマオイルで作るファブリックスプレー
洗剤を使わず洗える、円形のアクリルたわし
火を使わないおやつ。きな粉をこねて作る団子。
なんでも上品に包む。風呂敷の基本的な使い方。
アンティーク家具を手入れして、大切に。
憧れのウォールシェルフを取り付けよう。
お部屋の壁を塗って、空間を新しくする。
美しくて楽しい。タイルを使って室内をドレスアップ。
本当はカンタンな、ドアノブの取り替え方。
部屋の印象が一変する、軽量ファブリックパネル
お気に入りのアンティーク家具。愛着もあるし、まったく同じものは手に入らないので、できる限り長く使いたいですよね。しかし、どんな手入れをすればいいのかよく分からず、買って以来、ずっとそのまま使い続けているという方も多いのでは? そこで今回は、アンティーク家具のクリーニング入門として、木製アンティークチェアの洗い方を紹介します。実際に洗ってみると、知らず知らずのうちにこんなに汚れていたんだなと、その変貌ぶりに驚くはず。大掛かりな模様替えをしなくても、いつもの家具をキレイにするだけで室内も気持ちもリフレッシュします。

1973年生まれ。大学中退後、家具とは関係がない仕事に就くが、輸入の仕事を始めようと25歳の時にアメリカに。その後、北欧フィンランドを訪れ、フィンランド文化の虜になる。現在は、フィンランドとデンマークの家具や雑貨を中心に、スウェーデンのアンティークアイテムなども幅広く取り扱う「北欧家具talo」のオーナー。

北欧のアンティークマーケット巡りや独自のルートを駆使し、フィンランドやデンマークでアンティーク家具を大量買い付け。コンテナで日本に輸送し、1つ1つ丁寧にリペアを施して販売する家具ショップ。神奈川県伊勢原市に北欧家具全般を扱う店舗、東京・渋谷駅近くにアルヴァ・アアルトの商品を集めた「talo渋谷店」があります。リーズナブルな価格が魅力です。http://www.talo.tv/
・バケツ
・ぞうきん
・食器用洗剤を水で薄めたもの(20倍程)
・メラミンスポンジ
・スポンジ
・家具用オイル
・家にある木製の椅子
背もたれ部分を両手で持ち、座面に片膝を乗せて構造上のゆるみをチェック。膝に体重をかけたまま両手で左右に力をかけ、ぐらつきを感じるようならリペアが必要。完全に壊れてしまう前に手直ししておくのが、長く使うための秘訣です。
スポンジに洗剤を含ませてからクリーニングを始めます。洗剤を直接椅子にかけると変色する場合があるので、少しずつ慎重に。座面や背もたれ、脚を洗剤を付けたスポンジでこすって油汚れを落としたら、次はメラミンスポンジを用意。木目の汚れをかき出すように、木目に沿ってゴシゴシと汚れを落としていきます。
メラミンスポンジで汚れをかき出したら、ぞうきんを使って全体を乾拭きします。木製のチェアに水気は大敵。湿った状態のままオイルを塗ると、べたついてしまいます。丁寧に拭いて、水気をとっておきます。
水気をとり、木がカサカサの状態になるまでしっかりと乾かしたら、ぞうきんを使って家具用オイルを塗り込みます。全体にまんべんなくオイルを行き渡らせます。
乾いたぞうきんを使って、余分なオイルを拭き取ったらクリーニング完了。思った以上に清潔感が増し、クリーニング前とは見違えるはずです。

なかなか洗うことができないアンティークの布ものは、定期的に天日干しを。布団を干すような感覚で、15分から30分ほど日光に当てましょう。

清潔感を出すためのクリーニングはオススメですが、そこはアンティーク家具。座面に残ったシミやキズなどは残しながら、ビンテージらしさを楽しみましょう。