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ヘーベルハウスLONGLIFE IS BEAUTIFUL コンバースのロゴ

あそびのある暮らし

個性を足元から。進化を続ける“永遠の定番”

ヘーベルハウス江戸川展示場の玄関ででコンバースのオールスターを履く様子

半屋外空間ワークスペース玄関

世界中で愛されるライフスタイルブランドのひとつ、コンバース。その歴史は1908年、米国マサチューセッツ州のモールデンで設立されたコンバース・ラバー・シュー・カンパニーから始まった。創業から100年以上の時を経てなお支持されるコンバースにとって、LONGLIFEとは何だろうか。コンバースジャパン株式会社PRの山口諒さんに話を聞いた。

暮らしに根ざしたライフスタイルブランド

どんなファッションにも合わせやすく、何度でもリピートしたくなる———。

流行に左右されないスタンダードなデザイン。それはコンバースの持つ大きな特長と言えるだろう。街ゆく人の足元を見ればすぐに見つけられるほど、いまやファッションシーンに欠かせないアイテムとなっているが、そのルーツが作業靴だと知る人は意外と少ない。

ヘーベルハウス江戸川展示場の書斎(ワークスペース)に飾ったコンバースの写真

ルーツを感じさせる1935~1945年頃のコンバース

「マサチューセッツ州のモールデンは降雪量が多く、湿地帯が広がる土地でした。その地域性に着目した創業者のマーキス・M・コンバースは、雨や雪の中でも作業できるようにラバーシューズの製造を始めたんです。幸いにも品質の高さが支持され、創業3年目の1910年には従業員350人を抱える地元の有力企業に成長しました」。

生活者や時代のニーズを嗅ぎ分けてライフスタイルのあり方を提案する“コンバースらしさ”は、創業当初から引き継がれているものらしい。ブランドのアイコンとも言える「キャンバス オールスター」の誕生も、そんな創業者の嗅覚によるものだった。

“永遠の定番”を支えるもの

「ラバーシューズは冬場に集中して売れるため、通年で販売できる商品が求められていました。そこで彼が目をつけたのは、当時考案されたバスケットボール。試行錯誤の末にバスケットボールの専用シューズとして1917年に開発されたのが『キャンバス オールスター』でした。当時、足首を保護するハイカットスタイルは画期的なデザインだったそうです」。

当時バスケットボールのスタープレイヤーだったチャールズ・H・テイラーは、その品質に惚れ込み、現役時代を通じて愛用。チャールズの宣伝効果も手伝ってキャンバス オールスターは絶大な支持を得ていった。驚くのは、そのスタイルだ。当時のキャンバス オールスターの姿は、現在のものとほとんど変わらないという。

ヘーベルハウス江戸川展示場のテラスでコンバースのオールスターを履いてくつろぐ二人

「細かなディテールの変化はあるものの、設計や製法はほぼ変えず、発売当初の機能とフォルムを守り続けています。コンバースシューズの原点であり、スタンダードですね」。

洗練された機能とフォルムこそが時代を超えて支持され、“永遠の定番”になりうるのだろう。

選ばれつづける理由

歴史を振り返った上でコンバースの強みを聞いてみると、山口さんは「アーカイブ(過去の作品)の数」と教えてくれた。

「キャンバス オールスターをはじめとした、豊富なアーカイブがあるところです。振り返ることのできる多くの歴史があることは、私たちの強みになっています」。

アーカイブの数は、試行錯誤とアップデートの軌跡だ。それは当然、次の製品作りにも生かされている。

ヘーベルハウス江戸川展示場の書斎(ワークスペース)にコンバースのポスターを飾った様子

「たとえば同じ『ALL STAR』でも、日本製にこだわった『ALL STAR J』、軽さに特化し、製法そのものを変化させた『ALL STAR LIGHT』、履き心地やリサイクル要素などをハイブリッドした『ALL STAR Ⓡ』、少しフォーマルなシーンでも活躍できる『ALL STAR COUPE』など、ニーズやスタイルに応じてさまざまな商品タイプを提案しています」。

歴史を参照しながら、生活者や時代のニーズにあわせて新たな商品を生み出すコンバース。2021年にはサステナブルを意識した「LONGLIFE」シリーズを発表した。

ヘーベルハウス江戸川展示場の玄関にあるシューズクロークに飾ったLONGLIFEシリーズ

「循環型ファッションを意識しつつファッション性やユニークなアイディアを兼ね備えたプロダクトです。履きならして足に馴染んだアッパーはそのままに、アウトソールやインソール、シューレースを取り替えることで、愛着のある一足をより長く愛用いただきたいという思いを込めています」。

履き心地の良さとタフさを兼ね備えた一足は、一緒に歳を重ねることを楽しむ人生の相棒としても頼りになりそうだ。

ライフスタイルに寄り添いつづけるために

シューズブランドとしてスタートしたコンバースは、現在ではTシャツやスウェットなどのアパレル、バッグ、アクセサリーなども展開。キッズから大人まで豊富なラインナップを揃え、家族みんなで楽しめるトータルライフスタイルブランドへと成長した。

「これまで愛されてきたコンバースの世界観は守りながらも、さまざまな挑戦を続けています。トータルコーディネートを提案することで、暮らしのさまざまなシーンに取り入れていただけたらうれしいですね。コンバースではブランドスローガンに『Design Yourself.』を掲げています。コンバースを選んでいただくことで、使う人の個性と調和したり、刺激したりしながら、その人だけのスタイルを作り上げていただきたい、という思いが込められているんです」。

ヘーベルハウス江戸川展示場の玄関にあるシューズクロークに収納したコンバースのシューズ

2015年には、真っ白なオールスターを自分好みにカスタマイズできる直営店「White atelier BY CONVERSE」をオープン。シューレース、チャームなどを見本帳から選んで組み合わせることで、自分だけの一足をつくれる人気店だ。使い方を押し付けるのではなく、使う人自身の感性で、自由にスタイリングを楽しむ。そこで生まれる化学反応は、きっと楽しい。

ヘーベルハウス江戸川展示場の玄関に並べたコンバースのシューズ

100年以上愛されてきたコンバースは、次の100年をどう見据えているのだろうか?

「コンバースらしさを大切にしながらも、時代に合わせて柔軟に変化を続けてきたことが、結果としてLONGLIFEにつながったのだと考えています。あらゆる人の個性に寄り添い、ときに刺激する提案ができるよう、これまで以上にトータルライフスタイルブランドとして進化し続けていきたいです」。

先人が残してきたアーカイブに敬意を払い、時代の空気にあわせて商品を展開するコンバース。“永遠の定番”を進化させながら、これからも人々のライフスタイルを彩っていくのだろう。

コンバースジャパン:https://converse.co.jp/

ヘーベルハウス江戸川展示場の外観

ヘーベルハウス 江戸川展示場 フレックス3階モデル

  • ■住所:東京都江戸川区中央4-21(駐車場完備)
  • ■アクセス情報
    JR総武線「小岩」駅より都バス(錦-27)または京成バス(小74)「森林公園」 下車すぐ
    ※営業時間等についてはお電話にてお問合せください。
  • ■旭化成ホームズ(株)
    東京東支店 営業課 03-3651-9828
  • ■HP: https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/model/detail/view/?mhid=1

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