2013年に睡眠先進国ドイツで生まれた寝具ブランドのエマ・スリープ。世界31カ国、400万人に愛用され、独自のサービスを通じて暮らしと健康に寄与する同ブランドには、人々の睡眠の質を上げたいというユーザーファーストの姿勢があった。そこに込められた想いとはいったい何だろう。カントリーマネージャーの小原さんに話を伺った。
「世界的にみると日本は睡眠負債国です。エマ・スリープが日本に進出した背景には、より質の高い睡眠を日本の皆さんに提供したいという思いがありました」と小原さん。
ドイツ人の平均睡眠時間が7時間以上であるのに対し、日本人の平均睡眠時間は約6時間。さらに、日本人の約9割は睡眠に何かしらの悩みを抱えているというデータもあるという。
欧米と日本における睡眠の質の差に影響を与える要因のひとつが、室内照明だ。
「太陽の光で目覚めて日没とともに一日を終える生活をしていた人間にとって、自然に近いリズムを取り入れることが、心地よい眠りには欠かせません。実は、日本の住空間は部屋全体を満遍なく照らす直接照明が主流なのに対し、欧米はリビングも寝室も含めて間接照明が主流なんです。光が睡眠の質に与える影響を理解し、より良い睡眠環境づくりを大切にしている点は、欧米の住空間づくりで見習っていきたいポイントですね」。
さらに、睡眠のリズムはその日の朝の目覚めで決まるという。
「一日を自然な目覚めでスタートするためには、太陽の陽射しを受けて徐々に体を起こすことが大切なんです。なので、ベランダと寝室を区切る窓のカーテンは、寝る前に遮光性の低いカーテンだけにしておくことをおすすめしています」。
「多くの時間を費やす睡眠だからこそ、その質は暮らしにも大きな影響を与えます。睡眠を快適で心地よい時間とするためには、その人の体にフィットする最適なマットレスやピローを選ぶことが何より大切なんです。そのことを日本で少しでも多くの方々に知ってもらい、よりよい睡眠のために意識を変えていくお手伝いをしていきたいですね」。
世界各国で新たな睡眠体験を広めるエマ・スリープにとって、品質へのこだわりは譲れない。2016年には自社の研究開発チームを立ち上げ、耐久性の研究から設計、品質管理までを一貫している。
「耐久性をテストするために、専用の試験機で重いバレルを何度もマットレス全体に転がし、10年分の使用感をシミュレートします。試験後にマットレスの硬さが大きく変化せず、サポート特性が損なわれないことが証明されて初めて、エマ・スリープのマットレスとして世の中に送り出されるんです」。
度重なるテストで裏打ちされた品質への確かな自信は「10年間の品質保証」という業界でも先駆的な取り組みとして結実し、ユーザーがより良い睡眠体験に出会うための一歩を後押ししてくれている。
店頭販売が主流の寝具業界において当初からオンラインに特化した販売スタイルも、エマ・スリープらしいユーザーファーストの姿勢が始まりにある。
「店頭で数分間横になって試したところで、本当に自分の体に合っているマットレスかどうかはわかりません。だからこそ、ご自身の寝室で体験してもらえるように100日間のお試し期間を設けました。寝心地の良さだけでなく、睡眠の質がきちんと改善されるところまでを実感していただくためです」。
最適な睡眠姿勢を求めて高さをカスタマイズできるセミオーダーメイドのピローも、生活者の睡眠の質に寄り添うエマ・スリープらしいアイデアだろう。
「寝具は一日の疲れを癒してくれるもの。エマ・スリープの寝具で快適な睡眠を提供し、健康な暮らしをサポートしていきたいですね」。
暮らしやライフスタイルに大きな影響を与える睡眠を快適で心地よい時間にするには、言うまでもなく自分の体にフィットする最適なマットレスやピローを選ぶことが重要だ。小原さん曰く、ユーザーの多くは睡眠に何かしらの悩みを抱えている。たとえば、自分に合うピローがなかなか見つけられず理想のピローを探し続ける人。マットレスが合わず疲れが解消されないまま仕方なく使い続ける人。それぞれに睡眠の悩みを抱える中で、エマ・スリープは実際に製品を使ってもらうことが何よりの説得材料であることを知っている。
使い続けることで睡眠の質の向上が実感できれば、睡眠は、健康や喜びにもつながるだろう。100日間のトライアルと10年間の品質保証で、人生の1/3を占める睡眠をサポートするエマ・スリープの寝具は、私たちの暮らしと健康に寄り添い、より豊かな人生に導いてくれるはずだ。
エマ・スリープ・ジャパン : https://emma-sleep-japan.com/
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