二世帯住宅研究の調査データ 二世帯同居・この10年 日常分離型が増え、同居のための家としての満足度が上昇
ロングライフ住宅 ヘーベルハウス 二世帯住宅研究所 資料請求
  HOME > 二世帯住宅 研究所 > 調査データ > 二世帯同居・この10年 > 日常分離型が増え、同居のための家としての満足度が上昇
調査結果

建物の分離と満足度

5.日常分離型が増え、同居のための家としての満足度が上昇

建物分離度

二世帯住宅の定義はキッチンが2つ

「二世帯住宅」を本報告書では「キッチンが両世帯にあるもの」と定義し、親子孫の3世代住宅であってもキッチンが一つのものは「単世帯」と呼ぶことにします。キッチン、浴室、玄関の共用性と、内部行き来の可不可により、建物分離度を以下の区分に分けて分類し、分析をします。また、分離度別の分析単世帯型(キッチンが1つのもの)に3世代以上で居住している世帯のデータを合せて表示しています。

□建物分離度のタイプ分け

建物分離度のタイプ分け

建物分離度の区分

1:台所、浴室、玄関が各世帯に1つずつあり、内部で行き来できない
2:台所、浴室、玄関が各世帯に1つずつあり、内部で行き来できる
3:台所、浴室は各世帯に1つずつあるが、玄関は共用である
4:台所は各世帯に1つずつあるが、浴室、玄関は共用である
5+6:主な台所が共用で、他にサブキッチンがある
7:(台所、浴室、玄関が全て共用の)単世帯型

住宅の分離状態は「台所・浴室・玄関が独立、内部行き来可」のものが増加しています。実際に暮らしてみての分離状態の希望と比較すると、親子両世帯共通の傾向として、この「台所・浴室・玄関が分離、内部行き来可」のタイプに希望が集中し、全体に分離度の高い方へシフトすることが見て取れます。

□建物の分離と満足度:分離状態の現状と希望

建物の分離と満足度:分離状態の現状と希望

建物の分離と満足度:分離状態の現状と希望

浴室については約7割が各世帯独立して設置しており、実際に暮らしてみての希望と比較すると、約1割が「共用浴室のみ」から「世帯で専用の浴室」を持つ希望にシフトしています。

□建物の分離と満足度:浴室の現状と希望

建物の分離と満足度:浴室の現状と希望

建物の分離と満足度:浴室の現状と希望

玄関については44.3%が「各世帯に専用」に設置しており、「メインの玄関が共用で1つのみ」のケースが47.7%と大きく分かれています。実際に暮らしてみての希望と比較すると、「各世帯に専用」の玄関を持つ希望に親、子双方共大きくシフトしています。10年間の変化としては外階段を持つケースが減少していることもこの傾向に拍車をかけているようです。

□建物の分離と満足度:玄関の現状と希望

建物の分離と満足度:玄関の現状と希望

建物の分離と満足度:玄関の現状と希望

同居する建物としての不満を尋ねると、「顔を合わせる機会が多い」「共用スペースがあり気を使う」といった独立性不足の不満が上位を占めるのに対し、「日常的な交流に不便」「設備を2つ設けたが無駄」といった不満は少なく、より分離度を高めた方が満足度が上がることを示唆しています。

10年間の変化を見てみると、「各世帯のスペースが狭い」という広さの不満、「片方の世帯の日照が確保できない」といった環境の不満が大きく減少しています。延床面積で40坪以下の二世帯が大きく減ったこと、二世帯住宅に合った土地を探して直前に購入するケースが増えたことが寄与しているものと思われます。更に「家族構成への変化が不十分」なものが減り、「顔を合わせる機会が多い」「共用スペースがあり気を使う」といった独立性不足の不満もやや減っています。

□建物の分離と満足度:同居する建物の不満

建物の分離と満足度:同居する建物の不満

この結果、同居する家としての満足度は「大変満足」が増え、特に子世帯においてそれが顕著です。

□建物の分離と満足度:同居する家としての満足度

建物の分離と満足度:同居生活の満足度:子世帯

建物の分離と満足度:同居生活の満足度:親世帯
←前のページへ 目次へ戻る 次のページへ→