GOOD RHYTHM GOOD LIFE Morning 朝のひかり

  • Q 朝日を浴びると気持ちよいのはなぜだろう。

    A すこやかな一日は朝日とともに始まるからです。

    すこやかな一日は朝日とともに始まるからです。

    一日の始まりに透明感のある朝日を浴びると、気分がリフレッシュしませんか。朝日が気持ちよいのには理由があります。朝の太陽は私たちの体の中にある、見えない時計をリセットし、体に、新しい一日の始まりを教えてくれます。そして、目覚めから睡眠までの、一日の体のリズムが刻み始めるのです。

    朝の太陽は子どもを元気にする。 野井真吾[埼玉大学教育学部准教授]
    キャンプ生活が、子どもの睡眠と覚醒のリズムを整える。
    キャンプ生活が、子どもの睡眠と覚醒のリズムを整えるの図
    キャンプ生活が、子どもの睡眠と覚醒のリズムを整えるの図の説明

    人の眠りを調節しているホルモンにメラトニンがあります。メラトニンは、夜8時頃から分泌が増え、深夜2時頃に分泌はピークを迎え、明け方には血液中からほとんどなくなり、自然に目覚めます。この分泌のリズムが乱れると、睡眠や目覚めに影響が出るようになります。
    私たちが企画した「ガキ大将の森キャンプ」の調査では、就寝前と翌朝に子どもたちの唾液中メラトニン濃度を測定し、キャンプ参加前後の変化を調べました(上図)。参加前の調査では、メラトニンの分泌リズムが不整な子どもが多く見られましたが、キャンプ参加中にはリズムが改善し、それに伴って多くの子どもが自然に入眠し、翌朝元気に目覚めるようになって、よいリズムでキャンプ生活を終えることがわかりました。
    このキャンプ生活のなかで、朝起きて太陽の光を浴びたこと、日中の適度な運動、夜の暗闇環境などが子どもたちのリズム改善に役立ったと考えています。実は眠りの準備は朝から始まっていて、朝日を浴びることで、その14~16時間後にメラトニン分泌が促されるのです。

  • 家づくりの工夫 朝日がふんだんに降り注ぐLDKをつくる工夫。

    賢く閉じて、賢く開く

    構造が頑強なヘーベルハウスには、開口部を自由に設けやすい特長があります。また、建物が密集する都市環境で、東側や希望の場所に窓をつくることができなくても、「そらのま」「Lハット」「吹き抜け」を上手に利用して、朝日を生活の場に導く方法があります。こうした設計手法を日照と採光のシミュレーションで検証し、「賢く閉じて、賢く開く」効果的な方法を選ぶこともできます。

    半屋外空間から朝日を導きます そらのま

    半屋外空間から朝日を導きます そらのま

    家族が集うリビングとダイニングに半屋外空間の「そらのま」を組み込むと、朝日を浴びる朝食はもちろん、太陽の下でお昼寝やティータイム、ガーデニングなど、屋外で家族一緖に楽しむ時間が増えます。

    吹き抜け上部から降り注ぐ朝日。 Lハット

    吹き抜け上部から降り注ぐ朝日。 Lハット

    フラットルーフ上に三角形の勾配屋根を架け、天井が高くなった分をさまざまに活用する「フリーハットシステム」の一つ「Lハット」。周囲を建物で囲まれた立地条件でも、Lハットのハイサイドライトから、朝日を導きます。

    吹き抜け

    吹き抜け

    都市部で東側に家が隣接している場合など、吹き抜け上部にハイサイド窓を設けて、採光条件のよい高い位置から、ダイニングに朝日を採り入れる提案です。

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