お互いの存在を感じながら、好きな時間と場所を楽しむ。

そよ風の秋の日。私は和室で読書。窓から入るやわらかな光がページをやさしく照らす。夫はデスクで趣味のフライフィッシングの毛針づくりに熱中している。お互いの時間を尊重しながら、存在は感じている。この適度な距離感が心地いい。子どもたちも段差を机にして絵を描いたり、好きに過ごしている。ネコも陽だまりでウトウトしている。家族といっても、それぞれが好きなことを楽しむ時間は、やっぱり大切なんだ。我が家では、こんな「一家団らん」をときどき楽しんでいる。

Papa's Story