VOICE自身の経験を生かし、
提案の「幅」をもっと広げたい。

学生時代から建築に関わる仕事に就くことが夢でした。新卒で入社したのは、木造の戸建住宅を扱うハウスメーカー。営業職や設計職を経験し、営業においては同期の中で上位の成績を出すこともでき、毎日充実した日々を過ごしていました。しかし経験を積むにつれて「もっと新しいことに挑戦したい」と思うように。そんな時、真っ先に頭に浮かんだのが旭化成ホームズでした。
実は私は、学生時代の就職活動で旭化成ホームズの採用面接も受けていました。でも、当時は残念ながら不採用。今の自分ならどうか、腕を試したいと思ったのです。

旭化成ホームズであれば、鉄骨やＡＬＣという新しい素材を扱うことができる上、戸建だけでなく集合住宅や中高層の建物にも幅が広がる。そう考えると、新しい挑戦の場所にぴったりだ。そう考えて転職を決めました。

入社して感じたのは、旭化成ホームズ社員の「人間力」の高さ。知識量、行動量、頭の回転、問題解決力……あらゆる能力が秀でた人がたくさんいるのです。ここで頑張れば、自分も大きく成長できると強く感じました。

設計をする中で大切にしたのは、前職で培った力を生かすこと。前職のハウスメーカーは、細かい部分までオーダーメイドで作り込む住まいづくりを得意としていました。旭化成ホームズの住まいは、創業当初からこだわってきた品質とデザインがあり、十分に魅力的ですが、そこに自分の知見を重ねられれば、さらに魅力を高められると考えたのです。ありがたいことに、上司や同僚は「この物件、青野ならどんなプランにする？」などと、私の考え方に興味を持って聞いてくれました。営業の皆さんと一緒にお客さまに寄り添い、細部にこだわる設計に挑み続けた結果、2019年度のロングライフ設計コンペの専用住宅邸宅部門で最優秀賞をいただけたことは本当にうれしかったですね。

現在は、技術本部商品企画部リフォーム開発グループに異動し、リフォーム用の商品開発に携わっています。経験のない仕事に苦労もしていますが、学ぶことの多い毎日です。前職で培った細かな設計のノウハウに加え、新たな知識を積極的に増やし、いつかは旭化成ホームズの幅をさらに広げるような存在になれればと思っています。