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ロングライフ住宅の提供を通し、持続可能な社会の実現に積極的に貢献していきます 代表取締役社長 川畑 文俊
代表取締役社長 川畑 文俊

創業45周年。新たなチャレンジを通し、より多くの皆様から必要とされる企業へ

私たち旭化成ホームズは今年で創業45周年を迎えました。創業当時は、高度経済成長にともなう都市部への人口集中を背景として住宅は「質より量」が優先された時代でした。そのような中当社は都市で永く安心して暮らせる住まいづくりを創業当初から追求し、長期耐用住宅「ヘーベルハウス」の提供を続けてきました。1998年にはその想いを「建物の長寿命性」「間取りの可変性」「アフターサポートの充実」を備えた「ロングライフ住宅の実現」宣言へと昇華させ、世代を超えて継承される住まいの提供に努め続けています。
昨年当社は2025年までの飛躍を見据えた中期経営計画を策定しました。既存の事業領域の一層の深化を図るほか、新たな事業領域への積極的チャレンジも掲げました。今後もすべての事業領域において、これまで培ってきた「ロングライフ住宅の実現」という事業戦略を軸として貫き、人びとが安心・安全で豊かな暮らしを営めるよう全力を尽くすことで、一層世の中に必要とされる企業となるよう努めてまいります。

持続可能な社会の実現に、ロングライフ住宅の提供を通して貢献

長期耐用性を備えたヘーベルハウスは、メンテナンス・建て替えサイクルを長期化することで環境負荷を低減するものですが、当社が目指す「ロングライフ住宅の実現」とは、建物を長期耐用化するだけでなく、住まい手となるお客様が世代を超えて安心・豊かに暮らし続けるために、住まい手のライフスタイルの変化に合わせたさまざまなサービスを提供し続けていくことです。そのためにもそれらの担い手となる当社社員およびその家族が安心して長く営みを続けられる労働環境を整えていくことも欠かせません。さらには当社の事業に関わるサプライチェーンを担う関連各社の皆様も含めて適正な企業活動を維持し一体となって取り組みを展開し続けていくことも責務の一つと認識しています。こうした「ロングライフ住宅の実現」への挑戦は、近年地球規模で活発化しているSDGs(Sustainable Development Goals)など、全人類が持続可能な発展を目指す活動の理念に通ずるものと考えております。私たち旭化成ホームズは、「ロングライフ住宅の実現」を追求していくことで、持続可能な社会の実現に一層貢献してまいります。

生物多様性保全への取り組み「あさひ・いのちの森」が10年を経過

近年、地球規模で温暖化を食い止めようという世界的な活動が加速しています。生物の多様性を脅かす海水面の上昇や、私たちの命や暮らしに危機をもたらす異常気象は、温室効果ガスの増加にその原因があるという説が有力です。昨年発効したパリ協定では、加盟国の一つである日本もまたCO2削減目標値を公表して活動を活発化させています。そのような中、当社では今年5月に全販売地域におけるZEH基準の外皮性能をクリアした躯体を開発、2階建て商品で標準採用とするなど、温室効果ガス削減に積極的に取り組みました。今後さらに全商品標準採用化を目指し、温暖化防止に一層努めてまいります。
旭化成富士支社の一画となる、約1万m2の緑地にて2007年より活動を続けてきた環境再生ゾーン「あさひ・いのちの森」が、このたび活動開始から10年を経過しました。生物多様性保全を目指し、地域本来の複層的で多様な緑の再生と、森とその周辺環境に生息するさまざまな生物のエコロジカルネットワークの構築を目指した本活動は、当初の目標以上の成果を得ることができました。それと同時に生物多様性を長く保全していくことは、生半可な覚悟では続けられない、という厳しさも学びました。その「長く続けていくことの大変さ」にこそ、「ロングライフ住宅の実現」を標榜してきた当社が関わる意義があるとの思いをあらたにし、今後も活動を継続してまいります。

知見を活かし、積極的に人びとの「いのち」と「くらし」に貢献

「あさひ・いのちの森」での環境再生活動を通して、多様な生物が行き交うエコロジカルネットワークを形成するための貴重な知見を得ることができました。その知見は、都市の住まいづくりを営む私たちに大きなヒントをもたらしてくれました。本年本格的に展開を始めた、都市のコンパクトな敷地で実現する庭づくり『まちもり』は、この「あさひ・いのちの森」で得た知見から着想したものです。私たちは鳥類をはじめとする多様な生物が訪れる環境整備を目指す『まちもり』を積極的に推進することで、殺風景になりがちな都市の住まいに豊かな表情をもたらし、地域のエコロジカルネットワーク形成を推進してまいります。同時に10年にわたって「あさひ・いのちの森」で得た知見を広く皆様に展開することで、生物多様性保全に積極的に関わってまいる所存です。
わたしたちは、旭化成グループの一員として、これからもロングライフ住宅の提供を通じて人びとの「いのち」と「くらし」に貢献してまいります。

SDGs:持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。

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