循環型社会へ向けて

旭化成ホームズグループは、事業活動に伴って発生する廃棄物の削減とリサイクルを積極的に推進しています。
また、施工現場では廃棄物削減のための独自の取り組み「AHS-one(アースワン)*1プロジェクト」を導入するなど、
循環型社会に向けた活動を展開しています。

*1 AHS-one:Asahikasei Haikibutsu Sakugen 1t(トン)の略

事業活動における産業廃棄物削減の取り組み

産業廃棄物削減については、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の観点から総合的に取り組んでいますが、最も環境負荷低減に寄与できるのは、リデュース(発生抑制)と考えています。
2016年度の工場および新築施工での発生量は、総量で4%減でしたが、原単位では4%増となりました。工場および施工部門において地道な取り組みを進めたものの、施工戸数の低下に見合う削減までは届かなかった状況です。さらなる削減に向けては、部材のプレカットや梱包材削減の取り組みを継続します。全社の合言葉は、引き続き「ムダなものを入れない!」、そして排出時には「やむを得ず出たものをリユース(再使用)・リサイクル(再生利用)」という意識を常に持ち続けることです。廃棄物のスリム化にこれからも積極的に取り組んでいきます。

産業廃棄物グラフ

産業廃棄物グラフ

工場における取り組み

ベトナム新工場からの製品梱包木くず

ベトナム新工場からの製品梱包木くず

旭化成住工では、2003年度から3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進によって最終埋立て処分量を0にするゼロエミッションを継続しています。生産計画と調達計画を厳密に連動させ、原料・資材(鋼材・梱包材)の工場受け入れの無駄を減らす活動に加え、発生した排水汚泥、鉄、プラスチックくず等の廃棄物の再使用・再生利用に努めています。
2016年度は、厚木製造部における部品梱包用ダンボール箱の通箱への変更、および業者引き取りへの変更などを実施しました。
また、2015年12月に実施した滋賀工場の排水処理汚泥脱水機の蒸気加熱式スクリュープレス脱水機への更新により、排水処理汚泥の含水率を約83%から約70%まで低下させることで、産業廃棄物として排出する汚泥の重量を約60%削減(2015年1~12月実績比)しました。
しかし、一方でベトナム新工場からの製品輸送に伴う梱包用木くずの約90%増などにより、2016年度は総量で前年度比17.5%、原単位(売上高比)では前年度比12.7%増加したため、木くずの有価物への転換を検討中です。
旭化成建材では最終埋立処分量を0にするゼロエミッションを2006年度に達成しました。また、発生産業廃棄物は工場内でのリサイクルおよび外部再資源化・サーマルリサイクル等で産廃処理をしています。2016年度も環境事故・トラブル発生および近隣からのクレームなどは発生しませんでした。
また、継続しているへーベルパネル廃材の広域リサイクルシステムでは、現場から回収されたへーベルパネル廃材をセメント材料としてリサイクルしています。

ヘーベルパネルリサイクル量の推移(廃材発生量の推移)

ヘーベルパネルリサイクル量の推移(廃材発生量の推移)

施工現場における産業廃棄物削減へ向けた取り組み

AHS-one(アースワン)活動

当社施工部門では循環型社会の実現に向けて3Rの観点から2つの活動を行っています。
①施工現場ではリデュース(発生抑制)・リユース(再使用)を実現するため、資材の「適正搬入」および「現場での端材等の再使用」の実施
②資源循環センターでは現場から排出された廃棄物のリサイクルに重点を置いた「徹底分別」の実施
当社の廃棄物の管理は、施工現場から排出された廃棄物を自社の資源循環センターに搬入、分別し、一部は固形燃料化し、それ以外もすべてリサイクルする仕組みになっています。
これらの活動を「AHS1(アースワン)プロジェクト」と呼び、2011年度から全社を挙げて取り組んでいます。活動開始年度は1棟あたり240kgの削減を実現し、2012・2013年度とさらに削減を継続してきました。しかし2014年からは削減が見られず横這い状態が続いてしまっています。

AHS1からAHS-oneへ

本年度からは、この横這い状態を打破すべく新たな目標と取り組みを開始します。従来のAHS1活動の目標は廃棄物量を1トン減らすことでしたが、今後の目標は廃棄物量を1トン/邸として新たな活動を推進しています。この活動に向けて本社で研修を行うとともに、職種ごとに活動内容の見直しと、削減に取り組める内容を洗い出しました。今後は職方一人ひとりにそれらの働きかけを実施し、全員の力で活動を推進し廃棄物の発生抑制につなげていきます。

廃棄物の削減量推移

廃棄物の削減量推移

梱包材削減の取り組み

室内で使用する手すりの梱包材の削減に取り組みました。これまでエアキャップにて全体を覆う養生方法でしたが、2016年からソフトビニールに梱包を変更しました。この取り組みにより木工事においてビニール梱包材が削減され、2015年度下期ビニールの排出量は14.3kgあったところ、2016年下期は13.4kgとなり、約0.9kg/邸の削減となりました。

これまでの梱包と現在の梱包

これまでの梱包

現在の梱包

水資源削減の取り組み

道路との境界に敷かれたマット

道路との境界に敷かれたマット

2016年から、現場の泥などを敷地外に出さない「凛とした現場づくり」の取り組みを実施しています。
その中の一例として、道路との境界にマットを敷き、現場の泥を敷地外に出さない取り込みを実施しています。今までは1日の作業終了時に周辺の道路に水をまき、作業で出た泥の清掃を行っていましたが、この活動により道路の汚れがなくなり大幅な水使用の削減につながりました。

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