装丁:B6版
全32ページ
作成部数:当初3万部
■第一部:「しぜんごこちのくらし
10のヒント」
「どうして森は涼しい?」、「植物にはクーラーの働きがある?」などの10の”Hint”、それに対応した解説を展開する”Thinking
Time”、さらにそこで考えたことを暮らしに取り入れることを呼び掛ける”Action”の繰り返しで構成されています。
■第二部:「どうなる? どうする?
くらしとエネルギー」
東日本大震災に触れながら、暮らしのエネルギー消費についての各種データを紹介しながら学べるように構成しています。
■EcoゾウさんClubの紹介
同研究所が子どもたちの環境意識の育成と家族のコミュニケーション活性化を目的としてWEBサイトで無償提供している「EcoゾウさんClub」を簡単に紹介しています。同サイトでは、各家庭での毎月の電気・ガス・水道・灯油・ガソリンの使用量とゴミの量を楽しみながら入力できるように工夫されており、自動的にエネルギー消費量が計算されてCO2排出量が表示されることから、自分のライフスタイルの見直しがどのようにエネルギー消費削減に繋がったのかを確認することができます。
■メッセージ(ご参考に全文掲載)
東日本大震災を経験したわたしたち日本人が、まちづくりやコミュニティなどはもとより、あらゆる面からいままでのくらし方を見直さなければならない状況に置かれていることは、間違いありません。けれども、それは決して便利さや豊かさを否定して昔に後戻りすることや、つらいことを我慢して耐えるということを求められているのではなく、必要なのは、いままでとは違う、日本人としての新しいくらし方、新しい価値観を手に入れることなのだとわたしたちは思っています。
この小冊子がそのための一助になれば幸いです。 |