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AsahiKASEI旭化成ホームズ株式会社



News Letter  
 

平成24年10月2日
旭化成ホームズ株式会社

 
 
~2012年度グッドデザイン賞を受賞~
街かどヘーベルハウス白金高輪「東京一軒家」
 
 
 旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都 新宿区、代表取締役社長:平居 正仁)では、この度当社のTOKYO DESIGN OFFICEが手掛けた「街かどヘーベルハウス白金高輪『東京一軒家』」において、財団法人日本産業デザイン振興会主催の「2012年度グッドデザイン賞」を受賞しましたので、お知らせします。
 「東京一軒家」は、厳しい日照条件を解決するために施された数々の工夫が空間の広がりを感じさせ、過密した都市での快適な住宅の可能性を具体的に設計した住宅です。また、モデルハウスとして施主の特殊な要望がない状態での「気持ちよい暮らし」を中心に据え、土地形状や周辺環境から導かれる回答と、現時点で最良と思われる持続可能性の高い素材で設計している点も、ハウスメーカーだから可能な実験の一つとして評価されました。
 

※実際の敷地にリアルサイズで建築し、一定期間モデルハウスとして公開した後に販売をする展示場

  1.建物概要  


可動式のルーバーは開閉パターンによって
外観に様々な表情を持たせる
 「東京一軒家」はオフィスビルや高層マンション、再開発から取り残された古い住宅が混在する港区に計画した街かどヘーベルハウスです。道路の向かいは5階建て、裏側は14階のマンション、遠くに超高層のオフィスビルが混在する日照1時間程度の厳しい条件で計画いたしました。混沌としたまさに東京の状況を代表するような環境下において、いかに気持ちが良い空間を創造するか、快適さの定義を新たに捉え提案しています。
 具体的には、隣の建物も環境の一部としてとらえ、直射日光ではなく、天空光や周囲の建物からの反射光で居心地の良い空間を作ることを試みています。反射光の弱い光には格子を使い、天空の強い光は大きな面で受け部屋全体に光を広げ和らげる工夫をしています。また、外構では小さな場所でも生育が可能な高く横に広がらない樹を選び街路に潤いを与え室内でも安らぎを感じられるよう試みました。街路に面するベランダには、可動式アルミパンチングルーバーを設けることで、状況に応じて街路空間への開き具合をコントロールできるようにするなど、プライバシーと通風の確保を同時に実現しています。



心地よい光が広がるLD。
漆喰の壁面が更に光の広がりを演出

ウッドシャッターから入るやわらかな光

  プロデューサー/ディレクター/デザイナー
旭化成ホームズ株式会社 TOKYO DESIGN OFFICE
「東京一軒家」HP紹介ページ https://hebel-tdo.com/tdo/theme/detail_006.html
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ http://www.g-mark.org/award/describe/38932
 

グッドデザイン賞(Gマーク)とは
 「グッドデザイン賞」は、1957年に通商産業省(現・経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品認定制度」を母体とし、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度です。これまで50年以上にわたって暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。受賞したデザインにつけることが認められる「Gマーク」は、創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。


  以上  
 
<本件に関するお問い合わせ先>
〒160-8345 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル
旭化成ホームズ株式会社 広報室
(電話)03-3344-7115 (FAX)03-3344-7050
(メール)j-koho@om.asahi-kasei.co.jp