ご計画から完成までのストーリー
3階建×2棟の差別性のあるプランと建物の構造の丈夫さが決め手
以前は賃貸併用住宅で賃貸経営をされていたN氏。建物の老朽化と昔ながらの間取りからほとんど入居者が入らなくなり、収入が減少していました。
また、将来的にご子息にきちんとしたものを引き継げるようにしておきたいという意向から、土地活用を検討し始めました。
他社からの提案は3階建×1棟で敷地をだいぶ余らせたり、2階建×2棟だったりと、敷地を十分に活用していないと感じられていました。
その中で旭化成ホームズの提案は、敷地を十分活用したうえで角住戸を多く確保した3階建で2棟建ての差別性のあるプラン。実際の建物のご見学を通じて、建物の丈夫さもご評価をいただきました。
旭化成の提案力を存分に発揮し、賃貸住宅部分は競争力のあるプランに
2棟の建物は、コの字に配置することで、明るさや風通しを確保し敷地に広がりを持たせることができました。
また、自転車やバイク置き場をしっかり確保して見た目をすっきりさせ、近隣にも配慮、その結果、周りの方からも素敵な外観との評価をいただき、大阪市のハウジングデザイン賞にも推薦していただきました。
一方、内部は地下鉄四つ橋線「住ノ江公園駅」から徒歩2~3分の立地を考慮し、新婚世帯・カップルをターゲットにした1LDKプランを中心に、さらに幅広い層を取り込めるように2LDKプランも採用。
内装は明るい暮らしを送っていただけるようにナチュラル調としました。設備面では、追焚き機能付き給湯器や浴室乾燥暖房機、カラーモニター付インターホン等を設置し入居者ニーズにこたえています。
相続時のご子息への引継ぎまで見据えた計画で、ご自身の老後も安心に
1棟は賃貸併用住宅とし、ご自宅は1階と2階に世帯を分けた二世帯にしました。
親世帯は入居者に気兼ねなく出入りできるように、玄関を賃貸部と切り離して配置し、将来車椅子でもご自宅にスムーズに入ることができるようにしています。
また屋内は引戸を多用し、車椅子でも動けるような動線を確保。老後の生活を考えたバリアフリー設計で使いやすくなりました。
ご自宅専用の庭は、物干しスペースとしてゆったり利用できるほか、犬の遊び場として使用できます。
この土地活用計画により、ご子息への引継ぎはもちろん、ご自身の老後の安心も手に入れられたN氏。賃貸部は競争力のあるプランにより6月引渡しにも関わらず、竣工時に満室となる好調な経営をスタートしています。