
第69回日本産科婦人科学会学術講演会 ランチョンセミナー10 2017年4月14日(金)
腹水濾過濃縮再静注法(CART)の婦人科領域での実際
- 日時: 2017年 4月14日(金) 12:00~13:00
- 会場: 第8会場 リーガロイヤルホテル広島 4F ロイヤルホール②
- 提供: 旭化成メディカル株式会社

座長:
鈴木 直 先生
聖マリアンナ医科大学 産婦人科学
はじめに
難治性腹水は患者さんのQOLの低下を招き、われわれ医師も管理に難渋するケースがあります。
本日は、婦人科腫瘍で多くみられる難治性腹水に対するCARTを用いた戦略に関しまして、お二方の先生より、治療早期からのCARTの積極的な使用と、CARTを用いた治療戦略について新しい知見を含めご紹介いただきます。
講演1では、溝上友美先生による関西医科大学で施行された90回に及ぶ多くの臨床経験から、CARTに関する自施設での報告をいただきます。つづいて講演2では、荒川敦志先生によるCARTに関する製造販売業者自主的な市販後調査解析結果の紹介ならびに、名古屋市立大学で施行されたCARTと化学療法の併用状況、発熱と腹水中のIL-6の関係についてのご報告です。

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