1. HOME
  2. お知らせ
  3. 注射用水(WFI)製造用の標準装置を販売開始しました

注射用水(WFI)製造用の標準装置を販売開始しました

2024.04.29

この度、膜・水処理事業部は、注射用水(Water For Injection, WFI)製造用の標準装置の販売を開始しましたのでお知らせします。

WFIシステム

日本国内で一般的に普及している蒸留器による注射用水(WFI)製造法は、CO2排出量が多く、異物混入のリスクがあり、イニシャルコスト、ランニングコストが高いといった課題があります。
当社のWFI標準装置を導入することで、蒸留法と比べて、製造工程におけるエネルギー消費量の削減だけでなく、異物混入リスクの低減や経済性の改善などが期待できます。

当社の注射用水(WFI)製造用装置の特徴

  1. CO2排出量の低減、エネルギーコストの削減が可能
  2. 蒸留法に比べ、蒸気使用量を低減でき、結果としてCO2排出量およびエネルギーコストを削減することができます。


  3. 工程の簡略化が可能
  4. 蒸留法で必要な、蒸気を冷却して液体化するプロセスが不要となるため、工程を簡略化することができます。


  5. より高度な水質
  6. 蒸留法に比べ、エンドトキシン除去性能が高く、異物混入リスクも少ないため、より高度な水質を得ることが可能です。


  7. 蒸気滅菌による高い衛生性
  8. 他社膜法と異なり、当社の装置は蒸気滅菌が可能なため、蒸留水と同等の衛生性を担保します。

製品概要

製品名 WFI標準装置
使用膜種(膜材質) VIP-3017(ポリサルフォン) ※蒸気滅菌可能
公称分画分子量 6,000
標準設計ろ過水量 0.5㎥/h(モジュール1本あたり)


製品ページ


製薬用水のソリューション