高耐熱接着剤で、電子材料の信頼性・耐久性を向上

旭化成の新規シリコーン系接着剤は、高い耐熱性を有し、ガラスやセラミックスとも優れた接着性を持つため、電子材料用接着剤として、信頼性・耐久性の向上に貢献します。

低粘度で粘接着剤の配合自由度を向上

電子材料の信頼性と
耐久性を向上

旭化成の新規シリコーン系接着剤は、独自の環状骨格構造を有し、低分子シロキサンガスフリーでありながら、高い耐熱性やガラスやセラミックスとの優れた接着性を発揮します。これにより、電子材料用接着剤として、信頼性・耐久性の向上に寄与します。

環状骨格導入による高い耐熱性

小型化・高出力化が進む電材部品では発熱が多く、高温環境下での使用が求められます。旭化成の新規シリコーン系接着剤は、独自に設計した「環状骨格構造」により高い耐熱性を実現しています。これにより、電材分野の高温環境でも安定した性能を維持し、システムの長寿命化や故障リスクの低減、設計自由度の向上に貢献します。

環状骨格導入による高い耐熱性

ガラスやセラミックスとの優れた接着性

耐熱性や耐食性、電気絶縁性が高いという特長を有するセラミックスは、半導体パッケージ、産業機械用部品などのさまざまな領域で活用されています。旭化成の新規シリコーン系接着剤は、ガラスのようなSiO₂系の素材だけでなく、アルミナやジルコニアといった代表的なセラミックス材料とも良好な接着性を示すため、複合材料の製造プロセスに貢献します。

低分子シロキサンガス発生を抑制し汚染を防止

新規シリコーン系接着剤から発生する低分子シロキサンガスは、電子部品の不具合や交換頻度の増加を引き起こします。旭化成の開発品は分子構造の設計と製造プロセス最適化によって、材料由来の低分子シロキサンの発生を検出下限以下に抑制し、周辺部品の汚染を防止します。その結果、光学系レンズの曇り、密着不良、電子回路の接点障害などを防ぎ、高い信頼性を提供します。

低分子シロキサンガス発生を抑制し汚染を防止

用途開発実施中です。お気軽にお問い合わせください。

旭化成の新規シリコーン系接着剤は、分子構造の設計と製造プロセス最適化で低分子シロキサンによるアウトガスを抑え、高い信頼性が要求される電材分野でも安定した接続と長期稼働を可能にします。また、原材料に有機フッ素化合物を使用しないクリーンな接着剤です。用途開発も行っておりますので、ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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製品情報

旭化成の新規シリコーン系接着剤の基礎物性情報や耐熱性、基材との接着性について詳しくご紹介いたします。

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