旭化成のウレタンアクリレートの開発品情報

旭化成のウレタンアクリレートの樹脂物性データや、熱硬化物性・UV硬化物性等について詳しくご紹介いたします。

製品情報

ノンハロゲンの多彩なグレードを展開

旭化成のウレタンアクリレートは、独自のノンホスゲン法に由来のイソシアネートを活用しておりノンハロゲン化を実現しています。また、低粘度化や高Tg化、デュアルキュア対応など様々な機能を有する多彩なグレードを開発しています。

開発品情報


特長

独自のCO₂利用技術でノンハロゲン化

多官能でありながら低粘度化が可能

バイオ由来グレードやSnフリーのグレードあり

他イソシアネートと比べて優れた無色透明性

高Tg化に向けた開発を実施中

デュアルキュア対応で精密な接着が可能


用途


ウレタンアクリレート 樹脂物性データ

開発品名 アクリレート官能基数 希釈溶剤 粘度mPa・s [25°C/40°C] APHA (色数)
XAU-001 3 なし 8,140 / 2,000 9

※これらの数値は、定められた試験方法に基づいて得られた代表値であり保証値ではありません。尚、これらの数値は物性改良のため予告なく変更することがあります。本品は化審法、安衛法新規化学物質です。試験研究用途にのみ、ご使用ください。


デュアルキュア品の樹脂物性データ

開発品名 希釈溶剤 アクリレート官能基数 イソシアネート官能基数 NCO% 粘度mPa・s [25°C] APHA (色数)
XAD-001 なし 1.5 1.5 13.1 872 13
XAD-002 なし 2.25 2.25 13.4 2773 23

※これらの数値は、定められた試験方法に基づいて得られた代表値であり保証値ではありません。尚、これらの数値は物性改良のため予告なく変更することがあります。本品は化審法、安衛法新規化学物質です。試験研究用途にのみ、ご使用ください。


熱硬化物性データ

開発品名 外観 アクリレート官能基数 硬化条件 Tg(°C)
XAU-001 無色透明液体 3 100°C、1h 93
P-XAU-003 無色透明液体 3 100°C、1h 125
150°C、0.5h 152
P-XAU-004 白色固体 3 150°C、2h 205

【評価条件】Tg:バイブロン(DMA)により引張モード(1 Hz)で、-10~250℃, 5/minで昇温し、tanδピークより確認
※これらの数値は、定められた試験方法に基づいて得られた代表値であり保証値ではありません。尚、これらの数値は物性改良のため予告なく変更することがあります。本品は化審法、安衛法新規化学物質です。試験研究用途にのみ、ご使用ください。


UV硬化物性データ

開発品名 外観 アクリレート官能基数 Tg(°C)
XAU-001 無色透明液体 3 88
P-XAU-003 無色透明液体 3 97

【評価条件】Tg:バイブロン (DMA)により引張モード(1 Hz)で、-10~ 170℃, 5/minで昇温し、tanδピークよりTg確認
※これらの数値は、定められた試験方法に基づいて得られた代表値であり保証値ではありません。尚、これらの数値は物性改良のため予告なく変更することがあります。本品は化審法、安衛法新規化学物質です。試験研究用途にのみ、ご使用ください。

用途

旭化成のウレタンアクリレートについて、封止・絶縁材料やカメラモジュールなどの電子材料用接着剤といった用途での活用方法をご紹介いたします。

用途