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天王洲にある「個室と江戸そば 天王洲 常喜房〜じょうきぼう〜」は、日本各地から厳選したそば粉を使用した自家製麺で江戸そばを提供する、そば居酒屋。全国から新鮮な魚や野菜を仕入れ提供している。個室もあり、宴会や接待需要にも対応している店舗だ。
17歳から飲食店でバイトをしていたため、その時からグリスト清掃のことは知っていました。また、前職が清掃会社だったので、清掃方法についてはそこでさらに詳しくなりました。この会社に入ったばかりの時に、先輩からグリスト清掃の方法を学ぶ機会がありましたが、間違っているところもあり、逆に指導したこともあります(笑)」と、小倉店長。
常喜房に設置されているのは、3槽深型タイプのグリーストラップ。容量が大きく業務用に適しているが、清掃作業が大掛かりになりがちなのが難点だった。
「排水の匂いが客席まで出て行かないよう、定期的に掃除しています」と小倉店長。今回、モニターとして試した「グリスト清掃用品シリーズ」の中では、「すくいん棒®」がお気に召したそうだ。
そば店という業態のため、排水のごみの中には、そば粉やうどん粉が混ざってしまい、水槽内にはグルテン状になったものが大量に溜まるという同店。「すくいん棒®」はそのグルテン状のものも含め、たくさんのゴミを一気にすくい上げられるので、重宝しているという。「『すくいん棒®』には大小の2種類があり、当店では大きな方を選びましたが、作りがしっかりしているので、一度にたくさんのゴミがすくえます。ちょっとしたコツですが、水槽の中をかきまぜないようにして、なるべくそーっとすくい上げると、短時間で終わらせることができますね」(小倉店長)
常喜房では、このグルテンの多さから、ネットを使うと目詰まりしてしまうため「グリストネット®」は使用せず、「グリースクリーン」と「すくいん棒®」を使う清掃方法に落ち着いたそうだ。
さらに同店では、グリーストラップ清掃は社員が担当しているという。「グリスト清掃は、アルバイトにはさせないようにしています。掃除が甘ければ排水に問題が起きてしまうこともあるので、あえて社員がやっています。もちろん、アルバイトがその作業を見て覚えるのはいいと思います。けれど接客や調理をする仕事がしたくて入ってきているアルバイトには、夢のある仕事だけをさせるようにしています」(小倉店長)。「グリーストラップ清掃用品シリーズ」を使うようになってから、清掃にかかる時間は30分ほどで済むようになり、時間短縮になったそう。
「清掃作業に時間がかからなくなったので、営業時間の合間で掃除ができるようになりました。今では、閉店後にグリスト清掃することはありません。今回試してみて、グルテンが大量に出るうちの店にとっては、『すくいん棒®』が一番重宝した商品でした」(小倉店長)。