アサクリン™はCO2削減に貢献します
企業活動とSDGsの目標達成が密接に結びつく現代。アサクリン™は、お客さまの排出CO2の削減という形で具体的なソリューションを提供し、日本の製造業が環境への取り組みを具現化するお手伝いをします。アサクリン™の強力な洗浄効果がどのようにCO2削減に貢献するかをご覧ください。
洗浄に必要な樹脂を減らす
アサクリン™を使うことで、材料切換え時に必要な樹脂とアサクリン™の総量を、アサクリン™未使用の場合に比べて低減させることができます。トータルの使用樹脂の総量が減少することで、樹脂とアサクリン™の製造する際のCO2排出量を低減させることができます。
材料切換え時の電力消費を減らす
材料の切換えは、当然ながら成形機の稼働のために電力を消費します。アサクリン™を使用すればより短時間に成形機の洗浄が完了します。この切換え時間短縮により、電力消費由来のCO2排出量を低減させることができます。
廃棄物を減らす
材料の切換えに使用した樹脂は、廃棄しなければなりません。アサクリン™を使用した場合の廃棄物(使用樹脂とアサクリン™)の量は、アサクリン™を使用しない場合の廃棄物(より多くの使用樹脂)の量に比べて大きく抑制されます。このように使用樹脂の総量を減少させることで、焼却処理によって発生するCO2排出量を低減させることができます。
事例:黒色ABSから白色HIPSの材料切換えのケース
黒色のABSから白色のHIPSへの材料切換えにおいて、HIPSのみで置換する場合は樹脂使用量が3.8 kgであるのに対し、アサクリン™Uグレードで洗浄した場合はその使用量は0.8 kgにまで低下します。これはトータルの樹脂使用量を75%以上削減できたことになります。
専用の洗浄剤であるアサクリン™を使うことで、使用樹脂による置換では決して実現できない高効率な洗浄を実現可能です。