難治性腹水症
Refractory Ascites
難治性腹水症の概要
お腹にある臓器をつつむ膜(腹膜)のすきま(腹腔)には、通常20~50mLの水が入っていますが、さまざまな病気の影響で通常よりたくさんたまった水、または状態を腹水といいます。
難治性腹水の治療について
腹水の治療には、安静を保ったり、水分・塩分制限を行う一般的治療と、利尿薬やアルブミン製剤による薬物療法があります。利尿薬治療に抵抗したり、副作用のために利尿薬の増量が困難な腹水の症状を、難治性腹水症といいます。
難治性腹水症の治療には、腹水穿刺排液(お腹に針を刺して腹水を抜く方法)とアルブミン製剤を補充する方法や、腹膜頸静脈シャント術(腹腔と静脈をつないで腹水を静脈に流す方法)、腹水濾過濃縮再静注法(CART)などが用いられます。
疾患情報サイト
以下のWebサイトでは腹水濾過濃縮再静注法(CART)の詳しい情報提供を行っています。
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