同種肝移植
Liver Allotransplantation

同種肝移植の概要

肝臓の働きが低下して、肝不全になった人に、他の人の肝臓を移植することを同種肝移植といいます。肝臓の移植には脳死肝移植と生体部分肝移植があります。

肝移植では、自分のものではない組織(肝臓)を移植するため、異物として肝臓を攻撃し排除しようとする拒絶反応が起こります。

これを防止するためには、肝臓を提供する人(肝臓提供者、ドナー)と肝臓をもらう人(受肝者、レシピエント)との間のABO血液型の適合と白血球の型(HLA抗原)ができるだけ一致することが望ましいとされています。

同種肝移植の治療について

ABO血液型不適合間の肝移植またはリンパ球抗体陽性の肝移植において、移植前に抗A抗B抗体の除去および抗リンパ球抗体の除去の目的で、血漿交換療法が用いられます。

また、肝移植後の急性拒絶反応を予防・治療するため免疫抑制剤が使用されますが、急性拒絶反応の治療として血漿交換療法が用いられることがあります。

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病気の治療方法や弊社の医療機器の治療効果、副作用に関するお問い合わせに対しましては、法律の制限でご回答を差し上げられません。医療機関にご相談いただきますようお願い致します。

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