研究倫理審査委員会
旭化成ファーマの医薬品開発における研究倫理
医薬品の研究開発では、実験動物、細胞、細菌等を用いてヒトでの有効性、安全性や薬の生体内運命を予測し、これらの情報を基に臨床試験へ進みます。しかし、動物はあくまでもヒトではなく動物モデルです。そのため、動物とヒトとの種差の壁を越えられない場合も多く、ヒトへの予測は容易ではありません。
今日では、細胞にヒトの遺伝子を組み込む技術とその利用、遺伝子改変動物の利用等の研究が進んでまいりましたが、それでもなおヒト特有の現象を予測する手段としてヒトの細胞や組織を用いた研究は、医薬品のヒトへの有効性・安全性を予測するためには欠くことができません。
この研究には個人情報保護など種々の倫理的配慮が不可欠です。私たちは厚生労働省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」を遵守し研究倫理審査委員会を設置し、個々の研究課題における倫理的側面の審査を行い適正な研究の実施に努めているところです。
これからも「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」を遵守した適正な研究により、皆様のお役に立てる医薬品を提供できるメーカーとして研究開発を続けてまいります。
委員名簿
旭化成ファーマ株式会社 医薬研究センター 研究倫理審査委員会 委員名簿
2024年10月1日現在
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氏名 | 属性 | 所属 | |
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委員長 | 高島 忠之 | 自然科学の有識者 | 医薬研究センター 安全性・動態研究部長 |
委員 | 瀧之脇 浩人 | 自然科学の有識者 | 医薬研究センター 研究推進部長 |
委員 (研究センター外社員) |
長 隆紀 | 研究対象者の観点を含めて 一般の立場を代表する者 |
大仁統括センター 環境安全部長 |
委員 (研究センター外社員) |
佐藤 はる美 | 自然科学の有識者 | 大仁健康経営支援センター (看護師) |
委員 (社外委員) |
三宅 雄一郎 | 人文・社会科学の有識者 | 三宅法律事務所 弁護士 (旭化成顧問弁護士) |
委員 (社外委員) |
高橋 敏子 | 研究対象者の観点を含めて 一般の立場を代表する者 |
伊豆の国市立大仁小学校 教頭 |
委員 (社外委員) |
寺門 厚彦 | 自然科学の有識者 | 大仁クリニック 院長 (旭化成ファーマ産業医) |
委員会事務局 | 小出 俊彦 | 研究推進部 | |
委員会事務局 | 小熊 良裕 | 診断薬事業部 |
社内規程
議事概要
- 第57回 2024年08月28日
- 第56回 2023年09月12日
- 第55回 2022年09月13日
- 第54回 2021年08月19日
- 第53回 2020年12月07日
- 第52回 2019年05月16日
- 第51回 2018年05月31日
- 第50回 2017年04月12日
- 第49回 2016年10月18日
- 第48回 2016年04月11日
- 第47回 2016年01月06日
- 第46回 2015年10月08日
- 第45回 2015年07月08日
- 第44回 2015年05月18日
- 第43回 2015年04月09日
- 第42回 2015年01月23日
- 第41回 2014年10月09日
- 第40回 2014年08月19日
- 第39回 2014年06月16日
- 第38回 2014年04月10日
- 第37回 2013年04月23日
- 第36回 2013年02月12日
- 第35回 2012年09月26日
- 第34回 2012年05月09日
- 第33回 2011年11月01日
- 第32回 2011年04月20日
- 第31回 2010年12月01日
- 第30回 2010年09月17日
- 第29回 2010年05月17日
- 第28回 2010年04月05日
- 第27回 2009年10月07日
- 第26回 2009年10月06日
- 第25回 2009年08月13日