旭化成アドバンスHOME
ホームサイトマップ

FAQ(回答)


1.マットについて
ファブリフォーム®はどこの技術ですか?
水中コンクリート打設のプレパクト工法を開発した、米国INTRUSION PREPAK社の子会社 CONSTRUCTION TECHNIQUE社(コンテック社)の開発による技術です。
我が国では、昭和45年(1970年)に”ファブリフォーム®”として導入され、現在は旭化成アドバンス(株)が本工法の技術開発、普及を行っています。 
マットの素材は何ですか?
高強度の合成繊維で出来ています。
マットの強度はどのくらいですか?
タイプにより補強部の強度は異なりますが、標準基布部は、3cm幅の引張強度1.47KN以上としています。
マット注入時の流動性セメント・モルタル圧力に耐えられる強度としています。 
2.設計について
どのくらいの勾配まで施工出来ますか?
あくまで安定した斜面に於ける、浸食防止と使用します。
土圧を考慮する必要にない45度(1割勾配)までを標準とします。
マットの斜面上の安定は、どう考えるのですか?
斜面に置かれた滑りと抵抗力により考えます。
自立安定が図れない場合は、不足滑動力を鉄筋杭を打ち込むことなどにより滑動抵抗力を補います。
条件頂けましたら、弊社にて検討いたします。
不等沈下に追従しますか?
RJタイプで可能です
マットは一枚の大きな版構造として抵抗しますので通常タイプは追従しません。
マットを特殊加工しブロック状にし、ある程度の沈下に対応可能です。
粗度係数はどのくらいですか?
CX 0.023〜FP0.028 程度です。技術資料参照下さい。
ファブリフォーム®の厚みはどのように決定すれば良いですか?
設計外力(流速や風波高)に対するマット自重の抵抗力で安定計算を行います。条件等頂けましたら、弊社にて検討いたします。
材料価格は公表されていますか?
ファブリフォーム®は、「建設物価」「積算資料」に掲載されております。(マット単価)
施工歩掛りは、独自のものですか?
布製型枠協会の歩掛に準じております。
布製型枠協会において、「標準歩掛かり表」を公表しております。
特殊条件の場合は、ご相談下さい。
工法の普及や技術向上のため、公的な組織があるのですか?
メーカー間において「布製型枠協会」を組織し、工法の普及や技術向上につとめております。
弊社も「布製型枠協会」会員です。
3.施工について
請け工事は出来るのですか?
可能です。
長年の袋体注入経験を有する、専門の工事スタッフが、対応いたします。
但し、法面整形渡しにおいてマット敷設、注入作業が主となります。
雨中の施工は可能ですか?
可能です
ただし、安全作業が出来ることが前提です。
水中、流水中の施工は可能ですか?
可能です
しかし、モルタルやコンクリート注入時におけるアルカリ余剰水の流出が考えられますので、 充分な対策が必要です。
流速は、どのくらいまで出来ますか?
ダイバーの安全作業を考慮すると 1.5m/sec以下を目途としています。
流水は、マットの施工精度に大きな影響を及ぼしますので 充分な検討が必要です。
注入後の養生は、必要ですか?
コンクリート標準仕様書に準じてください。
注入材は、余分な水分が絞り出され、且つ表面に布(ファブリフォーム®)があり、より安全側に寄与します。
施工面はドライにしなければなりませんか?
注入材は袋体(ファブリフォーム®)のなかで構造体を形成しますので、ドライでなくても施工可能です。
施工場所が搬入路から遠いのですが?
ポンプ車の配管、圧送可能な範囲で可能です。
ファブリフォーム®の作業に必要な資材は全て人力にて運ぶことが可能です。
ファブリフォーム®の詳しい話を聞きたいのですが?
よろこんでお伺いいたします!!