地球環境

旭化成グループの地球環境対策

方針

旭化成グループは、「環境との共生」をグループビジョンとして掲げ、地球環境対策の取り組みを重要課題と位置付けています。2012年に地球環境対策に関するグループ方針を以下のとおり策定しました。

旭化成グループの地球環境対策に関する方針

  1. 1.低炭素社会構築
    1. (1)2050年世界の温室効果ガス半減という目標を国際社会と共有し、旭化成グループの事業活動に関わる温室効果ガス排出量の2030年に向けた削減目標を設定する。
    2. (2)旭化成グループ固有の技術を活用した低炭素社会作りに有用な製品、技術、サービスを、世界の市場に提供することにより、世界の温室効果ガス排出量低減に貢献する。
    3. (3)旭化成グループのサプライチェーンから排出されるCO2を、まずは把握し、「見える化」する。
  2. 2.水資源の保全
    国内外の、上水用濾過膜モジュール事業、水のリサイクルサービス事業を通して、世界の水資源の保全に貢献する。弊社の取水量を把握するとともに、使用効率の維持向上に努める。
  3. 3.循環型社会の構築
    旭化成グループは、循環型社会構築のため、事業活動において、ライフサイクル全体を通して使う、資源・エネルギーを効率よく使用し、環境負荷を低減することを推進する。具体的には、3R(Reduce, Reuse, Recycle)の推進とともに、低環境負荷な資源・エネルギーや再生可能な資源・エネルギーの使用割合を高めることを推進する。
  4. 4.自然との共生
    自然資本の保全、生物多様性保全に配慮し、環境負荷低減を推進する。土地使用、生物資源使用についてもモニタリングし、管理する。
  5. 5.海外事業所(工場)
    日本の工場の環境管理レベルを適用できるよう、計画的なモニタリング項目整備を進める。
  6. 6.サプライチェーン
    上記の活動のために、サプライチェーン構成メンバーと、積極的に協力・協働する。

マネジメント体制

当社グループの地球環境対策は、2012年に発足した「地球環境対策推進委員会」(事務局:環境安全部、地球環境対策推進グループ)が中心となって活動を推進しています。事業持株会社RC担当役員が委員長を務め、各事業会社のRC担当役員等のメンバーで構成されています。委員会は年2回開催され、グループ全社方針の決定、活動の進捗状況の定量化、指標・目標の設定と見直しなど、グループ全体の地球環境対策の審議を行っています。
さらに効果的な活動推進を図るため、2014年には「地球環境対策実行委員会」を発足。「LCA専門委員会」の活動と合わせ、取り組みをより深く、かつ迅速に進められる体制を整えました。

旭化成グループの地球環境対策に関する体制

メンバー 役割 開催頻度
地球環境対策推進委員会 委員長 事業持株会社RC担当役員 グループ全体の地球環境対策を審議・決定 2回/年
委員 事業持株会社事業本部長
事業会社RC担当役員
地球環境対策実行委員会 委員長 事業持株会社環境安全部長 地球環境対策推進委員会の決定事項を受け、具体的な活動を展開 2回/年
委員 事業持株会社事業本部、事業会社、研究・開発本部のRC推進者
LCA専門委員会 委員 事業持株会社 LCA専門委員長
事業会社および研究・開発本部のLCA専門委員
グループ全体へのLCAの普及
グループの製品および研究・開発中の製品のLCA評価の実施
活動結果を地球環境対策推進委員会に報告
4回/年

目標

「旭化成グループの地球環境対策に関する方針」に基づき、以下の指標・目標を掲げて活動を推進しています。特に気候変動対策では、2020年、2030年度までの中長期目標を掲げています。この指標・目標の下に年度目標を設定し、活動しています。

旭化成グループの地球環境対策に関する指標と目標

  1. 1.低炭素社会構築
    • GHG排出量の削減
      GHG排出量(国内)を、2005年度基準で、2020年度35%削減する。
    • 発電のクリーン化
      延岡バイオマス混焼発電におけるバイオマス燃料割合をエネルギー基準で60%以上維持する。
    • LCA・CO2削減貢献度
      2020年度目標11.0
      2030年度目標 15.0
  2. 2.水資源保全
    • 水資源貢献度
      2018年度9.3を目標とする。
  3. 3.エネルギー管理方針と管理目標
    • 管理方針
      地球温暖化防止と限りある資源の節約を企図し、事業活動のあらゆる段階で省エネルギーを推進する。
    • 管理目標
      エネルギー原単位を5年間で年平均1%以上の改善を目標とする。

環境負荷の全体像

当社グループは、さまざまな事業活動を行っており、そのうち工場等における環境負荷は下図の通りです。

[水]266百万㎥、[エネルギー]3.9×10の16乗J※水力発電分(省エネ法換算による)を含む、[原材料]PRTR法対象物質取扱量276万tを旭化成グループ工場群にINPUT 旭化成グループ工場群から[大気排出]SOx6,600t NOx3,200t ばいじん100t PRTR法対象物質330t VOC1,350t 温室効果ガス320万tCO2、[水域排出]排水量199百万㎥ COD720t N6,100t P20t PRTR法対象物質60t、[土壌排出]PRTR法対象物質0t、[産業廃棄物]排出量331千t 最終処分量0.8千t、製品をOUTPUT
旭化成グループの主な環境負荷(2017年度)