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住宅総合技術研究所

世界トップレベルの技術開発⼒を有する旭化成グループ。その研究開発拠点の一つである静岡県富⼠地区で、住まいの価値をハード⾯からいっそう⾼める研究・開発を⾏っています。

住まいの価値を
⾼める研究を推進

58,222㎡の敷地には、本館事務所棟のある「センターゾーン」、8つの技術開発棟が並ぶ「技術開発ゾーン」、実際に住まいを建設し実証を行う「屋外研究・開発実証ゾーン」、自然の再生に取り組む「環境活動ゾーン〈あさひ・いのちの森〉」を設け、住まいの価値を高める研究や技術開発に取り組んでいます。

水平振動台

これまでに起きた地震および今後予測されている地震の揺れを再現し、躯体・内外装等の耐震性を検証する実験を行っています。

反力壁

構造躯体を床に固定し、反力壁に取り付けたジャッキで力を加えて、部材・接合部の挙動や強度などを確認します。

人工気象室

真夏や真冬を想定した温湿度の環境下で、温熱に関する室内環境の快適性や、建物の断熱性などを確認します。

ドライビングレイン

最大風速40m/秒の風雨を再現できる装置を使い、建築各部位の防水性の試験や屋根材などの耐風実験を実施します。

降雨加熱サイクル試験機

最大300mm/時の降雨と赤外線ランプ照射による加熱を繰り返し与え、耐久性や防水性などの試験評価を行います。

耐候耐久試験室

建築部材に紫外線、熱、水等の劣化要因を促進的に与え、耐久性などを評価。ロングライフプログラムの開発にも寄与しています。

曲げ試験機

床パネルや外壁パネルの強度を確認するための曲げ試験や、繰り返し疲労試験を行っています。

耐火試験炉

ISOで規定された加熱曲線(1時間耐火構造で最高945℃)による試験を行い、床、壁ヘーベルや耐火部材の性能を確認します。

恒温恒湿室

温湿度を制御できる部屋の中で、建築材料の劣化試験や、冬季や夏季の環境下での施工性検証などを実施しています。