レスポンシブル・ケア

旭化成グループのRC活動

レスポンシブル・ケア(RC)活動とは、化学物質を扱う企業が化学物質の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄に至るまで、自主的に「環境・安全・健康」を確保し、活動の成果を公表し社会とのコミュニケーションを図る活動です。1985年にカナダで誕生し、1990年には、国際化学工業協会協議会(ICCA)が設立され世界的に活動を展開しました。日本では1995年に日本レスポンシブル・ケア協議会(JRCC)が設立され、当社グループは、JRCC設立時より参画し、幹事会社としてRC活動を積極的に推進してきました。
当社グループは、ケミカル事業分野にとどまることなく、住宅、医薬・医療、繊維、エレクトロニクス、建材などの事業分野も含め、全事業領域においてRC活動を実施しています。これは当社グループのRC活動の特徴でもあります。

旭化成グループのRC方針

旭化成グループは、以下の方針を掲げRC活動を推進しています。

2016年4月に改定を行い、品質保証に関する記載を追加するとともに、6項目に区分されていた方針を4項目に絞り込み、簡略化しました。

環境保全、品質保証、保安防災、労働安全衛生および健康を、経営の最重要課題と認識し、開発から廃棄に至る製品ライフサイクルすべてにわたり、あらゆる事業活動においてこれらに配慮する。

  • 地球環境に充分配慮し、すべての事業活動に伴う環境負荷の低減に努める。
  • 顧客に安心と満足を与える品質を有し、安全な製品・サービスを提供し続ける。
  • 安定操業及び保安防災に努めるとともに労働災害の防止を図り、従業員と地域社会の安全を確保する。
  • 快適な職場環境の形成に努め、従業員の健康保持・増進を支援する。

法を遵守することはもとより、自ら目標を立て継続的な改善を行い、さらに積極的に情報を公開し、コミュニケーションを重ねることにより、社会の理解と信頼を得る。

2016年4月1日改訂

レスポンシブル・ケアの目標と達成

RCマネジメントの推進体制

RC推進会議

旭化成グループは、グループ全体のRC活動を「グループRC管理規程」などに定め、マネジメントシステムとして構築しています。また、持株会社社長直轄の組織としてRC委員会を設置し、計画・実績の審議を実施しています。下図に示すように、当社グループ全体、事業会社単位、支社単位などで、PDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルをそれぞれ回し、RC活動の継続的な改善を図っています。
また、RCマネジメントシステムは、環境保全については環境マネジメントシステム(ISO14001)、製品安全については品質マネジメントシステム(ISO9001)を有効に活用しています。また労働安全については労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)に準じて活動しています。

RCのPDCAサイクル図
RC教育講義

RC教育の充実

当社グループではRC活動の確実な推進のため、RC全般、環境保全、健康、保安防災、労働安全に関して基礎知識習得とその理論を活用できるよう、実践的なRC教育を行っています。現場で活動している工場・製造部署の製造課長、環境安全課長をはじめとする第一線の課長とその候補者、さらに研究部署のグループリーダーと環境安全スタッフといった、RCを実践しているキーマンを対象にもれなく教育・研修を実施しています。
毎年度、新任者を中心とした対象者に、5教科を2回に分け、2日間ずつ都合4日間の研修を2回行っており、2015年度は63名が受講しました。2007年度の開始以降、これまでに725名が受講しています。さらに、いっそうのレベル向上を目指して2012年度から開始した係長層のRC教育も、要望を取り入れながら改善、継続して実施しており、毎年約160名が受講しています。2014年度には基礎コースを新設して、幅広い分野や業務に従事する対象者へのRC関係の基礎知識の確実な理解に向けた対応を推進しています。今後もさらに社内外のいろいろなニーズに応えられるような教育・研修を進めていきます。

持株会社RC大会(2015年11月)

RC大会の開催

当社グループでは、事業会社および延岡・守山・富士地区などで、毎年「RC大会」を開催しています。各大会では、RC活動状況の報告や活動事例の発表、外部の専門家による講話、安全表彰など、RC活動の活性化や情報の共有化を図っています。

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