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旭化成工業株式会社(社長:弓倉礼一)は、中国浙江省杭州市に スパンデックス(ポリウレタン弾性繊維)「ロイカ」生地の編み立て・染色の
加工・販売会社を設立する。
スパンデックスはインナー、水着、スパッツ等に使用され、世界的に需要が 伸長している高機能素材で、特に中国を中心としたアジア地域では今後著しい
成長が期待されている。
旭化成は「ロイカ」をコア事業と位置付けて守山工場で 原糸を生産し、原糸ならびに生地の形態で国内外に販売しているが、
かねてより海外進出の機を伺っていた。
現在、中国国内では編み立て・染色の所謂川中段階が未整備で、日本から 進出しているアパレル各社は、スパンデックス生地を日本から持ち込んで縫製
しており、中国国内での良質の生地供給者の登場を切望している。
旭化成としては、まずこれら日系アパレルのニーズに応える形で川中段階 から進出し確固たる地盤を築くとともに、欧米市場や中国内需を睨んだ販売開拓
を進めていく。
また、近い将来には染色工場を核として周辺に「ロイカ プロダクションチーム」 のコンバーターの進出を受け入れ、この地域に「ロイカ加工基地」を構築する
考えである。
今回の進出に際しては、「ロイカ」事業で従来から旭化成と関係が深い 伊藤忠商事株式会社、株式会社ワコールならびに倉庫精練株式会社の協力を得て、
独資(日本側出資100%)で設立する計画である。
<新会社計画の概要>
- 社名: 杭州旭化成紡織有限公司(仮称)
- 立地: 中国浙江省杭州市 杭州経済技術開発区内
- 資本金: 8億円
(旭化成60%、伊藤忠25%、伊藤忠(中国)5%、ワコール7.5%、 倉庫精練2.5%;日本側100%の独資企業)
- 総投資額: 20億円
- 事業内容:
第一期事業として「ロイカ」生地の編み立て・染色(450万m/年)と、 中国国内(日系アパレル中心)および香港向けを中心とした生地の販売
- 事業規模: 売上高20億円/年
- スケジュール:95年10月会社設立、97年4月操業開始予定
*「ロイカ」は旭化成工業株式会社の登録商標です。
以上
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