2002年6月17日

各 位
旭化成株式会社

旭化成が組込み機器用コンパクト音声認識エンジンを
TIのTMS320C5000DSPプラットフォーム上で提供

〜TIのTMS320C5000™DSPで実現 〜


 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区有楽町1−1−2、代表取締役社長:山本一元)は、日本テキサス・インスツルメンツ(略称:日本TI)と共に、テレマティクス、携帯電話、情報家電などをターゲットとした旭化成の組込み環境向け高効率、かつコンパクトな音声認識エンジン「VORERO™」(ボレロ)を、TIの、TMS320C5000(以下、C5000)DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)プラットフォーム上で提供することを発表いたします。

 C5000DSPファミリは携帯電話、デジタル・オーディオ、デジタル・スチル・カメラなどの携帯モバイル機器向けに最適化した低消費電力かつ高性能なプログラマブルDSPです。TMS320C54x™DSPファミリは、世界の携帯電話の約60%に搭載されています。また、今後さらに、超低消費電力を保ちながら高性能、高品質を要求される次世代モバイル機器向けにTM320C55x™DSPファミリを投入しています。

 今回の旭化成・音声認識エンジンVORERO™の移植により、次世代モバイル機器の必須機能を備える基本インフラストラクチャを提供できる環境が整備されました。

 旭化成の音声認識エンジンVORERO™は、組込み機器をターゲットにした、高効率でコンパクトなソフトウエアライブラリとして構築されており、以下の先進的特徴を持っています。

1) 実使用に耐える優れたノイズ堅牢性による遠隔マイク使用
2) 日常語に近い音声インターフェース
3) コンパクトなライブラリとして低メモリ消費量

 両社は、VORERO™が、C5000 DSPプラットフォーム上で利用されることにより、次世代モバイル機器で新しいアプリケーション、ソリューションが開拓されると睨んでおり、特に今後成長が期待されるテレマティクス(オフボード型と言われるサーバーベースの通信型ナビゲーション)市場をメインターゲットとして今後国内外で継続的に協力を行っていきます。

 日本TI、サードパーティー営業部は、『旭化成の音声認識の技術は、TMS320C5000DSPプラットフォームに最適化されており、ユーザーフレンドリーなインターフェースの構築に大変有効な技術です。中でも携帯電話、テレマティクス、アミューズメント市場での利用拡大を多いに期待しています。』と述べています。

【旭化成のVORERO™について】
 VORERO™は旭化成が開発した不特定話者対応の音声認識エンジンで、1)必要とするメモリサイズが小さく、組み込み機器の標準プロセッサであるARM、SH、MIPS及びx86系のCPUさらにはDSPで動作し、2)雑音の存在する日常空間で高い認識性能を発揮するばかりでなく、3)日本語、北米英語、英国英語、韓国語、中国語(北京語)対応が可能である。さらに、4)自然発生の中からキーワードのみを聞き分けるスポッティング機能や、5)キーワード以外の言葉や雑音を無視するリジェクション機能を備えています。携帯電話、PDA、車載機器、情報家電、ゲーム、玩具、PCソフトなどの音声によるコマンド制御や情報検索など、幅広い分野での応用が可能なミドルウェアです。

●その他の会社名、商品名、商標はそれぞれの所有者に帰属します。


 
以上



ニュース

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。


ページ上部へ