プレスリリース

2003年度

2003年9月1日

各 位
旭化成株式会社

台湾におけるイオン交換膜法食塩電解設備受注について

 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:蛭田史郎)は、台湾塑膠工業股イ分有限公司(英文名称:Formosa Plastics Corporation、本社:台北市、総経理:李志村)より、同社麦寮工場向け年産30万トンのイオン交換膜法食塩電解設備を受注し、設備供給契約書を締結しましたのでお知らせ致します。

1.経過の概要
    旭化成は1999年および2000年に Formosa Plastics Corporation 麦寮工場にイオン交換膜法食塩電解設備 (合計3系列、年産79万トン)を供給して参りましたが、今般、これに続く第4系列の競争入札が実施され、旭化成が三度受注致しました。
    なお、FPC麦寮工場の生産能力は、第4系列の稼動により年産109万トンとなります。これは単一のイオン交換膜法食塩電解工場としては世界最大規模であり、その総てが旭化成のプロセスとなります。

    今回の受注にあたって、旭化成は、より一層の低消費電力を特徴とする独自開発のゼロギャップ電解槽を提供致しますが、このような旭化成の技術開発力および信頼性が評価され、受注に至ったものと考えています。

    旭化成は、今回の受注により、トップシェアの地位を確固たるものとする一方、今後ともイオン交換膜と電解槽、陽極、陰極、運転技術を含む電解システムの総てを供給している世界で唯一のメーカーである強みを生かして、世界No.1の地位を築いていきます。
2.契約の概要
    (1) 売主 : 旭化成株式会社
    (2) 買主 : Formosa Plastics Corporation
    (3) 工場所在地 : 台湾雲林県麦寮郷
    (4) 生産能力 : 年産30万トン (100%苛性ソーダベース)
    (5) 供給機器 : イオン交換膜法食塩電解設備一式
      および仕様   ML32NCZ (自然循環型高電密ゼロギャップ電解槽)
    (6) 稼動時期 : 2004年12月 (予定)

<ご参考>
◇旭化成株式会社
  本社 : 東京都千代田区有楽町1−1−2
  資本金 : 1,034億円 (2003年3月末)
  売上高 : 11,936億円 (連結 2003年3月期)
     
◇旭化成イオン交換膜事業の特徴および実績
  旭化成はイオン交換膜と電解槽、陽極、陰極、運転技術を含む電解システムの総てを供給している世界で唯一のメーカーである。
旭化成が1975年より開発を進めている複極式イオン交換膜法食塩電解技術は、従来の水銀法・隔膜法に比べて環境負荷が少なく、低消費電力が特徴である。
旭化成がこれまで供給した電解設備は、国内メーカーはもとより海外大手メーカー、特に世界最大の苛性ソーダメーカーであるDow Chemical(年産133万トン)やFormosa Plastics(今回の受注を加えて年産111万トン)、Akzo(年産49万トン)をはじめ、米国、カナダ、ドイツ、中国、韓国など世界各国60工場以上に及び、その生産能力は年産7百万トンを超え、世界でトップシェアである。
また旭化成が開発した「アシプレックス®」イオン交換膜は優れた電解性能を有しており、特に最新のF44シリーズは電解電圧、電流効率、塩水中不純物耐性などで世界トップレベルの性能を有している。
旭化成では、機能製品カンパニー 交換膜事業部がイオン交換膜法食塩電解システムの開発、製造・製作、供給を担当している。

以上




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