第43回全九州実業団対抗柔道大会

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接戦を制し3年連続36回目の優勝を飾る!!!

 10月19日(日)に福岡県、福岡武道館において、第43回全九州実業団対抗柔道大会が開催され、1部に8チームが出場して行われました。
 当部より、1部に1チーム出場し、重量級を中心としたチーム編制で決勝戦九州電力に2対2の内容差で勝利し3年連続36回目の優勝を飾り、最多優勝記録を更新しました。
 また、第1部に旭陽会柔道部OBチーム(旭化成福岡柔道クラブ)が出場し、惜しくも1回戦で敗れるも1部残留戦に勝利し、来年も1部残留を決めました。

詳細は以下の通りです。

1部

1回戦

旭化成 5−0 福岡刑務所
先鋒 家泉 一本
(肩 車)
末松
次鋒 角地 一本
(払 腰)
右田
中堅 松山 一本
(小外掛)
副将 河野 効果
(肩 車)
興梠
大将 木村 一本
(支釣込足)
下川

準決勝

旭化成 4−1 かつ柔道クラブ
先鋒 家泉 技有
(背負投)
穴井
次鋒 角地 効果
(足 払)
柿内
中堅 松山 一本
(小外掛)
角田
副将 河野 技有
(大内刈)
大塚
大将 木村 一本
(内 股)
池田

決勝

旭化成 (2)−2 九州電力
先鋒 廣瀬 引 分
次鋒 角地 効果
(小内刈)
川波
中堅 松山 有効
(指導2)
副将 河野 技有
(大内刈)
山本
大将 木村 一本
(大外刈)
近藤

 決勝戦は、去年同様、九州電力との対戦。当部はチーム一丸となって試合に臨む。
先鋒廣瀬は、40kg以上大きい相手に試合開始より、臆することなく持ち前のスピードを活かした攻撃で相手を揺るがす。その後も足技、背負投げと果敢に攻めるも決めてなく試合時間終了。引分に終わる。

続く、次鋒角地は、全日本選手権大会にも出場経験のある強豪川波選手との対戦。序盤より激しい組み手争いが続く。徐々に角地が組み手を制し始め大外刈、足払と攻め立てる。しかし角地が試合の主導権を握るも試合時間残り20秒相手の苦し紛れの小内刈を不用意に受けてしまい『効果』を奪われ試合終了。惜しくも敗れ先制を許してしまう。

続く、中堅松山は開始早々、圧力をかけ組み勝ち、支釣込足、払腰と積極的に仕掛ける。試合中盤、消極的な相手に指導1、指導2が与えられポイントでリードする。その後も松山ペースで試合が進み『優勢勝ち』で勝利し、内容差でリード。流れを引きもどした。
 副将河野も松山に続きたいところ。試合開始直後、先に組掬い投げを強引に仕掛けるも今一歩のところで防がれてしまう。試合中盤、一瞬の隙を付かれ組際の大内刈で「技有」を奪われてしまう。その後、何とか取り返そうと果敢に攻めるもポイントを奪う事が出来ず、試合終了。『優勢負け』を喫し、再度リードされる。
 大将木村は、8月の全日本実業団個人選手権大会2位など今大会も1回戦から絶好調。リードされ迎えた大将戦気負う事無く試合に臨む。試合開始より激しい組み手で相手を翻弄し、一方的な攻撃を見せる。試合中盤、防御する相手に「指導3」まで与えられ試合内容で逆転する。その後も攻撃の手を緩めず、試合時間残り1分しっかりと組み止め得意の大外刈をかけると見事に決まり『一本勝ち』。
 接戦を逆転勝利で飾り見事通算36回目の優勝を果たし、最多優勝記録も更新しました。

試合結果

1部

優勝 旭化成
2位 九州電力
3位 戸高鉱業社
3位 福岡刑務所

個人賞

大会優秀選手 松山 毅
大会優秀選手 木村 純

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