2010東アジア大会
6月19、20日(土、日)の両日、中国・マカオに於きまして、東アジア大会が行われ当部より73kg級に齋藤涼、90kg級に西田泰悟が出場しました。
両名とも決勝戦まで進みましたが惜しくも敗れ、準優勝に終わりました。
また、二人とも団体戦にも出場し、決勝戦では強豪・韓国に敗れ、惜しくも準優勝に終わりました。
結果の詳細は、以下の通りです。
73kg級
2回戦
齋藤 | ○ 一本 (崩上四方固) |
イ リデュンダオブ(中国) |
準決勝戦
齋藤 | ○ 優勢 (指導2) |
ハン チュンタ(台湾) |
決勝戦
齋藤 | 一本 ○ (内 股) |
バン ギマン(韓国) |
齋藤は一回戦の中国選手を得意の寝技で一本勝ちすると、準決勝をしぶとく指導2で勝ち上がる。
決勝の相手は世界ランキング3位・今年1月のマスターズ大会を制しているバン・ギマンと対戦。強豪選手を相手にしぶとく攻めていたが、相手の内股を受けてしまい、一本負け。
2位だったが、今年1月に行われたワールドカップ・トビリシに続き、国際大会で入賞を果たした。
90kg級
2回戦
西田 | ○ 一本 (内 股) |
ツァン ティンルン(香港) |
準決勝戦
西田 | ○ 一本 (合 技) |
ゼン ジハオ(中国) |
決勝戦
西田 | 一本 ○ (谷 落) |
ツァン ハイチェ(台湾) |
技に切れ味がある西田は一回戦、香港のツァン ティンルン選手を得意の内股で一本勝ち。準決勝も合技の一本勝ちで決勝進出。
決勝の相手は台湾のツェン ハイチェ選手。今年度から変更された国際ルールでは、掛けた側が反則負けの危険があるため、滅多に見ることの出来ない谷落を受け、一本負け。
2日目に行われました、団体戦の結果は以下の通りです。
団体戦
リーグ1回戦
日本 | 5-0 | 台湾 |
---|---|---|
先鋒 前野 | ○ 一本 (崩袈裟固) |
チュ カイウェン |
次鋒 齋藤 | ○ 一本 (大外刈) |
ハン チュンタ |
中堅 西岡 | ○ 一本 (背負投) |
ウ シェンイン |
副将 西田 | ○ 一本 (小外刈) |
ツェン ハイチェ |
大将 石井 | ○ 一本 (小外刈) |
リン ユヘン |
決勝戦
日本 | 2-3 | 韓国 |
---|---|---|
先鋒 前野 | ○ 一本 (小外刈)) |
ジャン ジンミン |
次鋒 齋藤 | 優勢 ○ (指導2) |
バン ギマン |
中堅 西岡 | 優勢 ○ (背負投) |
ソン デナム |
副将 西田 | ○ 一本 (不戦勝) |
|
大将 石井 | 一本 ○ (小外刈) |
キム ソーワン |
最終結果
日本選手成績
60kg級 | 松木 武志(国士舘大学) | 2位 |
---|---|---|
66kg級 | 前野 将吾(東海大学) | 優勝 |
73kg級 | 齋藤 涼(旭化成) | 2位 |
81kg級 | 西岡 和志(京葉ガス) | 3位 |
90kg級 | 西田 泰悟(旭化成) | 2位 |
100kg級 | 小林 大輔(綜合警備保障) | 2位 |
100kg超級 | 石井 竜太(日本中央競馬会) | 2位 |
団体成績
優勝 | 韓国 |
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2位 | 日本 |
3位 | 香港 |
3位 | 台湾 |