4月2・3日（土・日）に福岡県・福岡国際センターに於きまして全日本選抜柔道体重別選手権大会が行われ当部より5名の選手が出場し、初日に81kg級に塘内、90kg級に西田、100kg級に西潟の3名が出場しました。

2日目は、73kg級に大束、齋藤の2名が出場しました。

2日目の73kg級で齋藤が2位に留まりましたが、2010年東京世界選手権勝者を破り、決勝戦では2010年世界選手権3位の選手と対戦し、紙一重の戦いを経験し、次に繋がる試合内容となりました。

詳しい結果は以下をご覧下さい。

準決勝戦、西潟は穴井選手との対戦。両襟を持って攻めようとする西潟だが相手の懐の深さに思うように技を出す事ができない。2分18秒攻め手がない西潟に指導が与えられる。取り返そうと前に出始める西潟は、左右の払腰で相手を崩す。3分8秒、西潟は場外際で強引に払腰を仕掛けると相手が後ろに返し有効となる。その後も必死に取り返しに攻めるが防がれ、試合終了。

優勢負けを喫した。

齋藤の準決勝戦は、2010年東京世界選手権優勝の秋元選手と対戦。齋藤は臆することなく試合に臨む。相手は左右の背負投で速い攻めを見せるも齋藤はしっかりと防ぐ。しかし、相手の攻めは速く指導を取られる展開。そこから、齋藤も奮起し、得意の足技や大外刈を出して攻める。終盤に指導1を与えて、延長戦（GS）に突入。GS開始1分23秒、1分35秒と立て続けに大外刈、小外刈と仕掛け腹ばいにさせるがポイントにはならず。しかしこの腹ばいになったのがポイントとなり、旗判定では齋藤に旗が揃い、優勢勝ちで決勝戦出。

齋藤は2010年東京世界選手権3位の実績を持つ、粟野選手と対戦。開始1分30秒に背負投で有効を取られる。齋藤は足払、大外刈と繰り出しプレッシャーをかける。中盤以降は奥襟を持ち、技を出すようになる。両者一進一退の攻防を見せる中、ラスト8秒に齋藤の足払で相手大きく崩れるも腹ばいとなりポイントは奪えず試合終了。優勢負けを喫し2位となるも、次に繋がる内容でとなりました。

最終結果と2011年パリ世界選手権日本代表選手をご報告させていただきます。