第52回西日本実業柔道団体対抗大会
1部 旭化成14連覇達成!!
決勝は2年連続A・Bの当部対決!
5月20日(日)兵庫県・ベイコム総合体育館に於いて西日本実業団体対抗大会が行われ、当部より、1部にA・Bの2チームが出場しました。
両チームとも決勝戦へ勝ち上がり、2年連続の当部同士の対戦をAチームが勝利し当部の連覇記録を14連覇としました。
なお、大会最優秀選手賞となる銅金賞と新人賞の松本賞を吉田優也がW受賞しました。また1部の優秀選手に出口と西潟が選出されました。
詳しい内容をご報告させていただきます。
1部
1回戦
旭化成B | 4-0 | 奈良少年刑務所 |
---|---|---|
河添 | ○ 一本 (内 股) |
竹村 |
出口 | 引き分け | 諸見里 |
白井 | ○ 一本 (背負投) |
岩切 |
西田 | ○ 一本 (大外刈) |
船津 |
大束 | ○ 一本 (合 技) |
迫田 |
旭化成A | 4-1 | 東レ滋賀 |
---|---|---|
吉田 | ○ 一本 (背負投) |
角 |
大鋸 | ○ 一本 (途中棄権) |
黒澤 |
西潟 | ○ 一本 (払 腰) |
増子 |
百瀬 | ○ 一本 (指導4) |
河井 |
高井 | 優勢 ○ (技 有) |
青木 |
準決勝戦
旭化成B | 2-0 | 新日本製鐵 |
---|---|---|
出口 | ○ 一本 (肩 固) |
酒井 |
海老 | 引き分け | 吉永 |
白井 | 引き分け | 松宮 |
西田 | ○ 一本 (掬 投) |
益田 |
大束 | 引き分け | 小野 |
Bチームの準決勝戦は新日本製鐵との対戦。先鋒の出口は開始25秒に払腰で有効を奪うと寝技に移行して肩固に決めて一本勝ち。チームに勢いをつける。
次鋒は海老が相手の低い姿勢での背負いでチャンスを作ろうとするのを上手く捌き、足技で攻める。お互い決め手の無いまま試合終了。引き分け。
中堅は白井が得意の背負投を繰り出す。中盤相手がペースを変えて指導を奪われるも、残り9秒で指導を取り返し試合終了、引き分け。
副将は西田が体重差50kgの相手に対してスピードのある動きで翻弄する。52秒、相手が強引に背中を掴みにきた所を掬投に切り返して一回転。一本勝ちでBチームの勝利を決める。
大将は大束が登場。身長差約20cmの相手に怯むことなく前に出て、左右の背負投でペースを掴む。2分33秒相手は大束を攻めることが出来ず指導。大束はその後も攻めるも引き分け。
旭化成A | 4-0 | ダイコロ |
---|---|---|
塘内 | 引き分け | 反中 |
大鋸 | ○ 一本 (大外刈) |
吉薗 |
西潟 | ○ 一本 (大外刈) |
金子 |
木村 | ○ 一本 (指導4) |
井原 |
高井 | ○ 一本 (内 股) |
平井 |
旭化成Aはダイコロと対戦。先鋒の塘内は前に出てくる相手を組手で捌きながら得意の袖釣込腰を仕掛ける。3分44秒に相手に指導を与えるも試合終了。引き分け。
次鋒は大鋸が登場。体重差60kgの体格差を活かし前に出て42秒場外際で大外刈で一本勝ち。キャプテンのポイントで、チームに勢いをつけた。
中堅は西潟。開始から両襟を持ち相手にプレッシャーを掛け1分21秒、1分44秒と立て続けに指導を与える。2分12秒に小外刈で有効を奪う。徐々に相手に疲れが見え始めた2分21秒、得意の大外刈で一本を奪い勝利する。
副将は木村。気合と共に前に出ると1分50秒、2分46秒、3分7秒、3分26秒と指導を重ね、反則勝ちを奪いチームの勝利を決める。
大将は高井が登場。しっかりと組み止めて1分4秒に得意の内股で一本を奪ってAチームの決勝進出へ弾みをつけた。
決勝戦
旭化成B | 0-2 | 旭化成A |
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出口 | 引き分け | 百瀬 |
海老 | 一本 ○ (内 股) |
高井 |
白井 | 引き分け | 西潟 |
西田 | 引き分け | 木村 |
河添 | 一本 ○ (横四方固) |
吉田 |
2年連続の当部同士の決勝戦。先鋒は右組同士の出口と百瀬の対戦。体重差20kgの体格差を活かし場外際へ追い詰める百瀬。下がりながらも足技で応戦する出口。両者決め手なく試合終了。引き分け。
次鋒は高井が海老から23秒内股一閃。一本勝ちでAチームがリードする。
中堅は白井と西潟の対戦。身長差約20cmある西潟に対し白井は背負投、体落で攻める。
西潟は前に出てプレッシャーを掛け続ける。3分25秒に下がりながら組手を捌く白井に指導が与えられるが引き分け。
副将は木村と西田の対戦。木村右組、西田左組のケンカ四つの対戦。西田がリズムよく攻める。
木村は徐々に組手で圧力を掛けていく。両者決めてなく引き分け。
大将は河添と吉田の対戦。河添が長い手足を生かして先に組み大外刈を仕掛けるも潰れる。
吉田は寝技のチャンスを逃さず抑え込みに入る。河添も2度足を絡めて逃げるが、最後は吉田が横四方固で抑え込み一本勝ちを収め、Aチームの優勝を決めた。
最終結果
1部
優勝 | 旭化成A |
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2位 | 旭化成B |
3位 | 新日本製鐵 |
3位 | ダイコロ |
2部
優勝 | 甲南柔友会 |
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2位 | 関西医療学園 |
3位 | 和生堂 |
3位 | 東レ滋賀 |
3部
優勝 | 九電工A |
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2位 | 長崎刑務所 |
3位 | 十全会回生病院A |
3位 | 関西医療学園A |
女子
優勝 | JR九州 |
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2位 | 樽谷塾 |
3位 | 日本エースサポート |
3位 | 十全会回生病院 |
個人賞
銅金賞(男子最優秀賞) | 吉田 優也(旭化成) |
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松本賞(新人賞) | 吉田 優也(旭化成) |
各部優秀選手
1部 | 出口 雄樹(旭化成) |
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西潟 健太(旭化成) |