ニュース

WSM-White Sustainable Milanoでは、
現在のスマートなファッション要望を更に豊かにする新しく幅広い製品とパートナーシップを発表しました。

“Crafted Elegance”と“プレミアムパートナーシップ”がBemberg®ブースのキーワード。
2022年9月22～25日,WSM-White Sustainable,MilanoVisconti

展示会についての詳細はC.L.A.S.S.より以下の内容のプレスリリースが出されています。以下、原文和訳になります。 旭化成のBemberg®は2回連続でWhite Sustainable Milano （WSM）に参加しました。WSMはGiusy Bettoni氏(C.L.A.S.S./CEO兼創設者)・Marco Poli氏(TheStyleLift/創設者)が共同で開催し、エコロジカルな社会を導くための新しいテクノロジーや素材を披露するファッション展です。参加するサプライチェーンの川下のメーカーと来場者が出会い革新的なテキスタイルの魅力を共有する事が目的です。旭化成のBemberg®はフォーマルウェア裏地のリーダーになった後、直近10年間で更に新しいニーズに向かって進化し、下着、ファッション、フォーマルウェア、アクティブウェアなどのさまざまな用途に広がりました。そして、今回は短繊維を使用した製品を主題にWSMに登場し、美しさ・手触り・サステナビリティへの創造性を表現しました。ニットウェア、ジャージー、カジュアルウェアなど、ファッションおよびラグジュアリー業界向けの同社の用途領域を更に拡大する新規性のある製品として、現代的なスタイルにマッチし、更に新たな一歩を踏み出しました。Bemberg®はコットンリンター由来でクローズドループシステムを通して生産される事から循環型経済の実現を後押しします。また、その透明性のある調達を通して持続可能な社会の実現を目指しています。

MagnoLabとのコラボレーションＴシャツ MagnoLabとのコラボレーションＴシャツWSMではイタリア企業のMagnoLabとのコラボレーションによるＴシャツのコレクションを共同発表しました。循環型経済と環境対応を美しさと両立させ、両者のコラボレーションの成果を具体的なものにしています。旭化成繊維イタリアのマーケティング＆セールスマネージャー、Ettore Pellegrini氏は次のように述べています。「WSMで新しい価値観を持ったBemberg®として短繊維を使用できること、そして環境と社会的責任の側面を重視し、最高の品質を満たし、品位や風合いに焦点を当てた革新的なサプライ チェーンを語る事ができるプロジェクトに参加できたことを非常にうれしく思います。」持続可能性と循環経済に関連するコラボレーションを推進するBiellaを拠点とする企業のネットワークである MagnoLab との相乗効果でこの新しいTシャツは生産されています。GOTSコットンやRWSウールなど、手触りと性能の両方を向上させることができる他の認定繊維との混紡により本製品は構成されています。Pellegrini氏は更にこう続けます「このコラボレーションは、テキスタイル分野で優れた国であるイタリアでの開発戦略と現代ファッションにおけるBemberg®繊維の拡大とが調和しています。企業間のコラボレーションが今日ほど重要になったことはかつてありませんでした。 ここ数年は、ネットワークを構築することが集合的かつ意識的な成功の鍵であり、更に真の変化を活性化できるという事を私たちに教えてくれました。」MagnoLabの社長であるGiovanni Marchi氏は次のように述べています。「このコレクションは、サプライチェーンの各段階における共同のノウハウを表現したものです。それは私たちに、製品とプロセス両方の付加価値を生み出し、ブランドに対しての価値訴求を可能にします。」2022 年に設立されたこのネットワークはイタリアのビエッラ地区の大手繊維企業で構成されています。これには、Marchi & Fildi, Filidea, Tintoria Finissaggio 2000, Maglificio Maggia, De Martini, DBT Fibre and Di.Vé が含まれます。各社はさまざまな持ち場で活動しており、サプライ チェーンで補完的な役割を果たし、目標、機知、先見性を共有することで相乗効果を生み出しています。