TOP > 製品紹介 > ワイヤグリッド偏光フィルムWGF™

世界で唯一の反射型偏光フィルムはその特長もユニークです

特長

製品の外観

  • 熱の吸収が少ない反射型偏光フィルム
    透過でも反射でも使用可能。
  • 低い入射角依存性
    ビームスプリッタなど、広い入射角で使用される場合でも光学性能が安定
  • 可視光から赤外線領域までカバーする偏光性能
    IRイメージセンサで撮像する際の反射防止効果はあらゆる分野で使用実績あり。
  • 優れた耐熱性や耐湿性
    従来の偏光板が使用できなかった環境でもWGF™なら使用可能。車載向けや高輝度照明用で好評。
  • 薄いフィルムならではの加工性
    複雑な形状へのカット、他材料への貼合、曲面成型などあらゆる加工が可能。加工品での提供も可能。

グレード一覧

WGF™は5桁のグレード名を持っております。

光学グレード SC 高コントラスト
HT 高透過
形状 1 Type.1: 240 x 80 mm x 2 pcs
2 Type.2: 120 x 180 mm x 2 pcs
基材 2 COP 厚み 190μm
粘着材 N 粘着なし
U 基材側に粘着あり
A WG面側に粘着あり

部品加工例

フィルムベースのWGF™は加工性に優れ、様々な加工品として使用されています。加工品としての提供も可能ですので、お問い合わせください。

WGF™のカット加工方法

ダイカット
最も一般的なカット方法。複雑な形状も加工可能。
レーザーカット
WGF™と他の厚みのある基材を貼り合わせた場合に効果的。

他の素材との貼り合わせ

ガラス、PC、PMMAなどの一般的な光学材料
反射用途の場合は平坦性の高いガラスと貼り合わせ。
PMMAやPCも一般的。
吸収型偏光板
迷光を考慮して反射性能を除きたい場合に効果的。

より複雑な加工方法

PBS(偏光ビームスプリッター)
WGF™をプリズムで挟んだ光学部品。LCOSを使用するAR-glassで広く使用されています。
枠付きフィルター
ガラスに貼ったWGF™を枠に取り付けたアタッチメント。センサーなどにそのまま取り付けることができます。
成型加工品
他の樹脂と組み合わせ、レンズのような3次元形状に成型した部品。次世代VR向けに開発中です。
WGF™のカット加工方法
他の素材との貼り合わせ
より複雑な加工方法