TOP > 製品紹介 > ワイヤグリッド偏光フィルムWGF™

WGF™はユニークな特長を持つ反射型偏光板です 

特長

  • 熱の吸収が少ない反射型偏光フィルム
    透過でも反射でも使用可能。
  • 低い入射角依存性
    ビームスプリッタなど、広い入射角で使用される場合でも光学性能が安定。
  • 可視光から赤外線領域までカバーする偏光性能
    IRイメージセンサで撮像する際の反射防止効果はあらゆる分野で使用実績あり。
  • 優れた耐熱性や耐湿性
    従来の偏光板が使用できなかった環境でもWGF™なら使用可能。
    車載向けや高輝度照明用で広く採用。
  • 薄いフィルムならではの加工性
    複雑な形状へのカット、他材料への貼合、曲面成型など
    あらゆる加工が可能。加工品での提供も可能。
    リクエストに応じたWGF™の加工を承ります。

グレード一例

グレード名 SC12N 粘着なし
SC12U 基材側に粘着あり
SC12A ワイヤグリッド面側に粘着あり
基材 COP(厚み190μm)

SC12は一例です。お客様に最適なグレードをご提案します。
お使いになる波長や用途をお知らせください。


部品加工例

フィルムベースのWGF™は加工性に優れ、様々な加工品として使用されています。お客様には加工品としてのご提供となりますので、サイズなどのご希望をお知らせください。

WGF™のカット加工方法

ダイカット
最も一般的なカット方法。複雑な形状も加工可能。
レーザーカット
厚みのある基材と貼り合わせた場合でもカット可能。

他の素材との貼り合わせ

ガラス/PC/PMMA
反射用途の場合は平坦性の高いガラスと貼り合わせ。
AR加工したガラスやPMMA、PCも一般的。
吸収型偏光板
迷光を考慮して反射性能を除きたい場合に効果的。

より複雑な加工方法

成型加工品
他の樹脂と組み合わせ、レンズのような3次元形状に成型した部品。
次世代VR向けに開発中です
お手持ちのカメラに簡単に取り付けられるWGF™カメラフィルターや、WGF™をプリズムで挟んだ WGF™ PBS(偏光ビームスプリッター)
ぜひご覧ください。
WGF™のカット加工方法
WGF™カメラフィルター
WGF™PBS