Plastic Molding
3DCAD
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3DCAD(3D Computer Aided Design)とは、「コンピュータによる三次元設計」となります。
様々な製品形状のモデルデータをコンピュータ上で三次元設計することができ、人の手により行われていた従来の製図方法に比べて格段に作業時間が短縮されます。弊社ではいち早く3DCADを取り入れ、製品開発や金型製作、CAE解析に活用しています。
※対応可能ファイル形式についてはお問合せください。
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CAE解析
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樹脂CAE(Computer Aided Engineering)とは、製品設計の段階で射出成形のシミュレーションを行う事が出来る技術であり、シミュレーション内容は多岐に渡ります。
樹脂CAE解析技術は製品設計精度の向上や金型製作期間の短縮、コストダウンなど多くのメリットがあります。- 流動解析
- 保圧解析
- 冷却解析
- 反り・変形解析
- 最適ゲート位置解析
- ガスインジェクション解析 etc…
弊社ではAutodesk社Moldflowを導入し、お客様の設計効率化に寄与しています。
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金型製作
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射出成形においては金型精度が成形品の出来を左右すると言っても過言ではありません。
弊社では長年お付き合いのある協力メーカーにて金型製作を行っています。打ち合わせを綿密に行い、CAE解析結果や長年培ってきた経験を金型に反映しています。
金型の汚れや劣化は成形品の品質問題に直結するため、弊社ではメンテナンスをしやすい構造を取り入れたり、定期的に社内で分解清掃を行い、長く安心して使える金型管理を行っています。
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AMOTEC成形
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AMOTEC(Asahi Mold Technology With CO2)はCO2を樹脂に溶解させ、良好な可塑剤として作用させることにより、樹脂に様々な機能を付与します。軽量化にはCO2の発泡成形、薄肉製品には流動性向上効果、微細転写成形品には転写性向上など。
特にAMOTEC発泡成形においては製品表層に生じる発泡模様を抑える事ができるので、高外観且つ軽量な発泡成形品の生産が可能です。
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ガスインジェクション
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弊社のガスインジェクション技術は旭化成が開発したAGI(Asahi Gas Injection)です。
溶融樹脂充填後、樹脂保圧にかわって窒素ガスにて保圧を行う成形方法です。ガス保圧を行うため、成形品内部に収縮分の中空部ができるのが特徴であり、軽量化・歪み・ヒケ・ソリに対して効果的です。
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二色成形
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2色成形は、2色射出成形機を使用し2種類の異なる材質や色を組み合わせ、一体化した製品を製作する成形工法です。
基本自動成形で、1サイクルでの成形にて、生産効率が良く安定した成形方法です。
2色成形は、2色射出成形機を使用し、- 1次側A金型に材料を注入。
- 1次側Aの製品を保持し、2次側へ反転。
- 型締めをし1次側Aと2次側Bへ樹脂を注入する。
- 冷却完了後1次側・2次側同時に型を開き、2次側Bの完成品を取出す。
- 1次Aの製品を保持した状態で2次側へ反転。
- 再度、型締め・射出を行う。
このサイクルを繰り返し行い、制作します。
異素材や異なる色を自動で接着させる為、部品数削減・組立工数の軽減によるコストの削減や軽量化が可能となります。
また、2種材料による機能性・意匠性の向上が可能となり、設計バリエーションのアップにも繋がります。
組立・印刷・塗装
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成形だけではなく、組立や印刷、塗装もお受け致します。
埼玉工場では樹脂製品以外に字光式ナンバープレートの組立も行っております。
様々な組立の経験を活かし、各種ご要望にお応えします。組立: 各種インサートの圧入・ビス止め・溶着・テープ貼りなど 印刷: パッド印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷など 塗装: ロボット塗装、スピンドル塗装、真空蒸着、メッキ加工など -
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三次元測定機やレーザー顕微鏡、マイクロメーター、膜厚試験機など測定機器を豊富に取り揃えており、多様な製品の測定が可能です。
また、外部機関を活用しての製品評価にも対応しております。 -
