ZOLL Medical Corporationによる米国Cardiac Science Corporationの買収完了について

2019年8月28日
旭化成株式会社

 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅)は、子会社であるZOLL Medical Corporation(以下「ZOLL」)が、2019年6月12日に発表しましたAED*1を製造・販売する米国の医療機器メーカーCardiac Science Corporation(以下「CS(カーディアック・サイエンス)社」)の買収に関し、米国東部時間2019年8月26日に、全ての手続きが完了しましたことをお知らせいたします。

 ZOLLは、救命救急医療領域において“Chain of Survival(救命の連鎖)”*2全体を網羅する製品群を有する企業であり、医療機関・医療従事者向けの製品で強固な事業基盤を有しています。なかでも、AEDを含む除細動器事業は北米No.1のシェア、医療機関向けに関してはグローバルにおいてもNo.1のシェアを誇ります。

 本買収は、AEDの製品群の拡充により、救命救急医療の現場においてより多くの命を救うことに貢献するというZOLLの使命に合致したものです。

 今回の買収によりZOLLは、CS社の製品ラインアップや販路を獲得することで、成長が見込まれるAED事業の強化を図ります。また、CS社が持つ米国以外の販売網を取り込むことで、AED事業のグローバル展開をさらに加速していきます。なお、CS社のAEDは、販売国は約100カ国、設置台数は50万台にのぼります。

 ZOLLは、2012年に旭化成グループの一員となって以降、積極的なM&Aなどにより救命救急医療領域の事業を拡大し、着実な成長を遂げてきました。今後も“人びとのいのちを救う”ために、技術革新による先進的な治療方法の提供やM&Aなどによるさらなる事業の拡大に取り組んでいきます。

Chain of Survival(救命の連鎖)におけるZOLLの技術

<参考情報>

ZOLL CS社
会社概要 設立 1980年 1991年
所在地 米国マサチューセッツ州チェルムスフォード 米国ウィスコンシン州ウォーキショー
CEO ジョン・レナート デヴ・クルディカール
事業概要 AEDを含む除細動器など心肺蘇生に関連する幅広い製品ラインアップを有する救命救急領域にフォーカスした医療機器メーカー。米国の医療機関・医療従事者向けに強固な事業基盤を持つ。 主に航空会社や銀行、レストラン、ホテルなどの民間施設に向けて販売をしているAED専業の医療機器メーカー。民間施設向け市場においてグローバルで高いプレゼンスを持つ。
従業員数 約4,700人(2019年3月末時点) 約220人(2019年6月時点)
主な製品
  • 医療機関・救急機関向け除細動器
  • AED(「ZOLL AED PlusTM」「ZOLL AED Pro」など)
  • 「LifeVest」(着用型自動除細動器)
  • 「Thermogard」(体温マネージメント機器)
  • 救急機関向け基幹システム、AED管理システムなど
  • AED(「PowerheartTM」シリーズ)
  • 「Rescue Ready」(AEDの位置情報管理システム)
以上