旭化成名誉フェロー 吉野 彰へのノーベル化学賞授与が決定

2019年10月9日
旭化成株式会社

 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅)は、旭化成名誉フェローの吉野 彰が、リチウムイオン電池(Lithium Ion Battery、以下「LIB」)に関する研究開発の功績が称えられ、2019年度のノーベル化学賞を授与されることが決定しましたので、お知らせします。

 吉野氏は、負極にカーボン、正極にLiCoO2(コバルト酸リチウム)を使用することにより、現在のLIBの原型となる二次電池を世界で初めて考案し、製作しました。さらに、正極の集電体にアルミニウム(Al)を使用するというLIBの基本技術開発、及び実用化のために必要な電極化技術、電池化技術、周辺技術開発を行い、LIBという小型・軽量の新型二次電池を実用化しました。

 LIBは、現在の携帯電話やノート型パソコン等のIT機器の世界的な普及に大きく貢献したとともに、今後、電気自動車等の新規市場への更なる広がりが期待されています。

【主な特許】

発明者氏名 発明考案の名称 登録番号 出願日または優先日
(登録日)
吉野 彰
実近 健一
中島 孝之
二次電池 特許第1989293号
(特公平4-24831号)
昭和60年5月10日※
(平成7年11月8日)
吉野 彰
実近 健一
非水系二次電池 特許第2128922号
(特公平4-52592号)
昭和59年5月28日
(平成9年5月2日)
吉野 彰
中西 和彦
小野 晃
防爆型二次電池 特許第2642206号 平成元年12月28日
(平成9年5月2日)
吉野 彰
四方 雅彦
二次電池 特許第2668678号 昭和61年11月8日
(平成9年7月4日)
吉野 彰
井上 克彦
安全素子付き
二次電池
特許第3035677号 平成3年9月13日
(平成12年2月25日)
Akira Yoshino
Kenichi Sanechika
Takayuki Nakajima
Secondary Battery USP 4,668,595号 昭和60年5月10日※
(昭和62年5月26日)

添付資料:経歴書

以上