CCJ®

CCJ®は極低温流体(LNG・液体窒素など)に適した、ステンレスパイプと耐食アルミニウム
パイプとを溶接一体構造とする配管用異材継手材であり、BAクラッド®鋼板より製造されます。
CCJ®は旭化成の爆発圧着法で製造した多層クラッド板より、切削加工して製作した、
極低温用の管状異材継手で、図のような構造をしております。
- ステンレスパイプと耐食アルミニウムパイプを直接溶接することができるので、フランジに
比べ液体又はガス体が洩れる恐れはなく、保安上有利です。 - ジョイントの外径がフランジに比べて小さくなり、コンパクトな設計が可能です。
- ジョイントのサイズは、76インチ以下の任意形状に選択できます。
- ジョイントの異種金属間接合強度は熱サイクルに対して安定しており、ほとんど低下しません。
※船級、CRN、その他認証取得状況につきましてはこちらへお問い合わせください。
CCJ®のサイズの製作可能サイズは、呼び径3/4B~76Bまでのご要求サイズで可能です。
LPG
液体窒素
LNG
その他
酸素(液体酸素)、水素もしくは一酸化炭素に使用する場合は危険性を伴うことも予想されますので、必ずこちらへご相談ください。(CCJ®-Ag使用推奨)
アルミニウム合金側の溶接時及び、ステンレス側の溶接時、各接合界面の温度を合計で、
350℃×30分以下におさえてください。
空気分離装置・LNG液化装置 他
![]() |
![]() |
||
写真提供:(株)神戸製鋼所殿 | 写真提供:住友精密工業(株)殿 |