NEWS & COLUMN
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2023/2/9
賃貸経営は、継続的・安定的な家賃収入が期待でき、不動産投資ローンを利用することで自己資金の少ない人も始められるので、資産運用の選択肢の1つとして代表的です。しかし、成功が保証されているわけではなく、失敗してしまった場合には物件を手放さなくてはならないケースもあります。
この記事では、不動産投資でよくある失敗事例や注意点などを解説します。
賃貸経営は元本が保証されておらず、経営に失敗する可能性があるため、失敗事例や回避方法を理解してから経営を始めることが大切です。
失敗事例の1つ目は、購入した賃貸物件が一部の需要に依存していたケースです。
賃貸経営は、安定した需要を確保できるかどうかが成功の鍵を握ります。そのため、学生の需要が期待できるという理由から、大学が近くにある物件を購入しました。
購入当初は安定した入居率を維持していたものの、経営して2年が経過したタイミングで大学が数年後に移転することが決定。「大学が移転しても、他の需要も期待できる」と思っていたところ、徐々に入居率が下がり、売却したくても大学の移転が知れ渡っていたので買い手が見つかりませんでした。
物件周辺に大学や大企業などがある場合には、学生や従業員などの需要が期待できるため、安定的・継続的に家賃収入を得られる可能性が高まります。
しかし、上記事例のように入居者の大半を学生や従業員などが占めている場合には、移転や倒産などが発生するとその影響を大きく受けることになります。また、少子化や新型コロナウイルスなどの影響により、経営継続が困難になる大学や企業なども多いので注意が必要です。
物件を購入する際は、需要が一部だけに偏っていないか、偏っている場合には企業や大学の経営状況を確認するなど、数年先を想定した経営戦略を考えましょう。
失敗事例の2つ目は、高利回りの物件を購入したケースです。
高利回りの物件は、基本的に収益性が高いので投資費用の回収を早められます。そのため、回収を早めたいという理由から、高利回りの物件を購入しました。
購入直後は問題ありませんでしたが、購入してから数か月後に設備の不具合が発生。多額の修繕費用を支払ったため、キャッシュフローが悪化しました。また、空室が発生したので入居者を募集したが思うように空室が埋まらず、想定通りの家賃収入を得られませんでした。
高利回りの物件を購入した場合、投資費用の回収を早めることによってキャッシュフロー悪化のリスクを軽減できるため、利回りを意識しながら物件を選ぶ人は多いです。
しかし、利回りが高い物件には、何らかの問題が潜んでいるケースが多いので要注意です。例えば、築年数の経過により、修繕費用が多くかかる、空室がなかなか埋まりにくいなどが挙げられます。
高利回りの物件を購入する際は、適切な修繕が実施されているのかどうか、入居履歴などを確認し、キャッシュフローに問題が生じないかを調査してから購入しましょう。
日本は少子化によって、若い層の人口が減少しているのが現状です。そのため、物事のターゲットを高齢者(シニア)層にすることで、需要が生まれると考えられます。そこで注目したいのが高齢者住宅経営です。
高齢者住宅経営の魅力として、以下の2つが挙げられます。
・小さい土地でも経営を始められる
・安定的な需要確保が期待できる
それぞれの魅力を詳しく解説していきます。
高齢者住宅経営と聞くと、介護施設を思い浮かべて500坪程度の大きな土地が必要になると考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、高齢者向けの賃貸住宅ヘーベルVillage(ヴィレッジ)で行う高齢者住宅経営の場合、200坪前後の土地があれば十分に賃貸経営を始められます。
少子化による人口減少は需要に大きな影響を及ぼすため、賃貸経営を始めることに不安がある人も多いと思います。
高齢者住宅経営は入居者層が年々増加傾向にある高齢者を対象としているため、高齢化が進行する日本では今後の需要拡大が期待できます。
需要を確保できれば安定した賃貸経営が可能となるため、リスクを抑えながら賃貸経営を始めたいという人にも向いているでしょう。
賃貸経営は、元本が保証されているわけではありません。そのため、経営に失敗すれば資産を大きく減らす可能性があるので注意しましょう。失敗を回避するためには、よくある失敗事例から失敗を回避する方法を学び、事前に対策を練ってから経営に臨むことが大切です。
高齢者住宅経営は、少子高齢化によって総人口に占める割合が増加傾向にある高齢者層をターゲットとしています。安定した需要確保が期待できるので、これから賃貸経営を始めようとしている人は高齢者住宅経営を検討してみてはいかがでしょうか?その際は、旭化成ホームズの「ヘーベルVillage(ヴィレッジ)」にご相談ください。
市場調査レポート
ご所有地の賃貸市場が
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